AFRO FUKUOKA

AFRO BLOG

福岡の今をあれこれ更新

  • CULTURE
  • 2017.4.18 Tue

ENTRY TITLE

内村光良さん来福!映画「SING/シング」の舞台挨拶に潜入してきました!

TEXT BY 石井 梨佳

TEXT BY

石井 梨佳
編集・ライター/商業高校芸人

1987年生まれ。音楽と動物とファッションとゲームとサガン鳥栖をこよなく愛する。インターネットがないと息ができない。チークを塗りたくらないと顔色が悪いです。

18332

福岡の老舗映画館に、ウッチャンがやってきた!

「ミニオンズ」や「ペット」に続く、ユニバーサル・スタジオの大ヒット映画「SING/シング」、皆さんもうご覧になりましたか?

SING/シング」の大ヒットを記念した御礼舞台挨拶が、中洲大洋映画劇場にて行われ、主人公 バスター・ムーンの日本語吹き替えを担当した内村光良さんが登壇されました!

あらすじ

バスター・ムーンが経営する“ムーン劇場”は、観客が減り倒産の危機を迎えていた。なんとか劇場を立て直したいバスターは、かつてない歌のオーディションを開催することに!人生を変えるチャンスを掴むため、参加者たちはそれぞれの想いを胸に劇場へ集結する…。
http://sing-movie.jp/

内村さんが登場すると、会場は割れんばかりの大歓声に包まれます。 「ウッチャーン!」という呼びかけにも「あいよっ!こんにちは〜!」と爽やかにレスポンスされていました。

ステージに登壇し、バスター・ムーンの声を披露する内村さん。

「ようこそ!福岡中洲大洋へ!!……どうでしょうか、似てたでしょうか。本人でございます…。(笑)」

普段テレビでお見かけするようなユーモアあふれる一面で、会場に笑いを誘います。

主人公のバスター・ムーンが父から受け継いだ由緒正しい劇場を持ち直そうとするストーリーにちなんで、今回の舞台挨拶の会場に選ばれた中洲大洋映画劇場。シネコンとは違うアプローチで、70年以上守り続けられている本会場について内村さんは、

「先程社長さんと回らせていただきました。最初はチャップリンの「黄金狂時代」が柿落しだったというんでね。昭和21年ですよ。終戦直後からずっとここを守っていらっしゃるっていうのは、本当に素晴らしいなと思いました。」

と、大絶賛。

本作が大ヒットしていることについて内村さんは、

「錚々たるアーティストの皆さんとか、歌がお上手な方が集結していて、とにかく歌が素晴らしい!という感想をよくお寄せいただくんです。それで、私の感想はほとんどないっていう。(笑)…まあでも、自分の声が映画の世界感に上手く馴染んでいるということで、良かったです。」

と語ってくださいました。

また、見どころたっぷりの本作について、

「個人的には、車の洗車シーンが好きなんですけどね。(笑) バスター・ムーンという人は、結構ハッタリの中で生きているようなところがあるんですけども、それでも皆に夢を見させたいっていう前向きな気持ちがあって、どん底に落ちても、あとは上に上がっていくだけ、というポジティブさは、この映画を象徴していると思いますね。見終わったあとは、気持ちよく映画館を出られるような、そんな映画なんじゃないかなと思います。」

とも語ってくださいました。

劇中、父からの「恐怖に負けて夢を諦めるな」という言葉に、バスター・ムーンが勇気づけられるシーンにちなんで、自身の父親の言葉で印象に残っていることについて聞かれると、

「二十歳の時に、“お笑いスター誕生”という番組でデビューしたんですが、初めてテレビに出るというときに、親父から『欲を見せず、無心でいけ』と言うアドバイスを受けまして。その言葉がお守りみたいになって、“無心”って紙に書いて持ってたりしてましたね。あとひとつは、『保証人にだけはなるな』と。(笑)…何か過去に痛い目にあったんでしょうかね…。」

と、笑いを交えた家族エピソードを披露。

ちなみにこの日の内村さんは、コアラのバスター・ムーンにちなんだ、ふわふわのファー付きドレスシューズを着用!とってもかわいい!!キャラクターへの愛を感じるポイントでした。

最後に内村さんは、

「今日はこんなに集まってくださって、本当にありがとうございます。なんか私、(九州出身なので)九州に入るとちょっとリラックスできるんですよ。声撮りをするときも、“セリフのイントネーションが違う”と、初日からすごいダメ出しをされまして。やっぱり上京して30年経っていても、なかなか方言の名残が抜けないものですね。
ダメ出しされてへこんだりもしたんですが、なんとかこうやって完成して、そして大勢の方に観てもらえて、本当に良かったなぁと思っています。おじいちゃんおばあちゃんからお子さんまで、幅広く楽しめる映画だと思うので、ぜひいろんな方をお誘い合わせのうえ、また観に来てください。よろしくお願いします。そして、この福岡中洲大洋もよろしくお願いします!」

と締めくくり、温かい声援と拍手喝采の中、イベントが終了しました。

週末動員ランキング4週連続第1位を達成し、動員330万人、興行収入40億円突破した、映画「SING/シング」。勢いが止まらない本作は、まだまだ引き続き上映中です!

この感動とワクワクを、どうぞお見逃しなく!

CINEMA INFORMATION

SING/シング
公開日
2017年3月17日
劇場
福岡中洲大洋 / ユナイテッド・シネマキャナルシティ13 / T・ジョイ博多 ほか全国ロードショー
WEB
http://sing-movie.jp/

TEXT BY

石井 梨佳
編集・ライター/商業高校芸人

1987年生まれ。音楽と動物とファッションとゲームとサガン鳥栖をこよなく愛する。インターネットがないと息ができない。チークを塗りたくらないと顔色が悪いです。

OTHER BLOG

その他の記事