AFRO FUKUOKA

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VOICE 来福した旬な著名人にお話を聞いてきました。

  • PEOPLE
  • 2009.6.1 Mon

VOICE TITLE

vol.6 土岐麻子

ミュージシャン

INTERVIEW

  • 土岐麻子[Asako Toki]
    ミュージシャン
    1976年3月22日東京生まれ。1997年にCymbalsのリードシンガーとしてデビュー。5枚のアルバムと8枚のシングルをリリース、2004年1月に惜しまれつつ解散。同年2月に日本屈指のサックス奏者である父・土岐英史との共同プロデュースにより「STANDARDS 〜土岐麻子ジャズを歌う〜」でソロデビュー。音楽活動以外にもCM音楽の歌唱やナレーションなどでも幅広く活躍。浮遊感のある声質、その独特の歌唱はCM界でも引く手あまた。
    オフィシャルサイト:www.tokiasako.com

TEXT BY

STAFF
AFRO FUKUOKA

福岡の情報ポータル&ウェブマガジン

10110

この人こそがずっと探していたスーパースターなのでは!?

まずは、2009年1月に発売された「TOUCH」、どのような作品に仕上がっていますか。

10曲のドラマがあって、聴いてくださるかたがそれぞれの主人公になれるようなアルバムになったと思います。

いちばん気に入っている曲を教えてください。

どの曲も大好きで、いちばんは決められません!たとえば恋をしたら1曲目の「SUPERSTAR」を聴きたくなったり、会社でいいことがあった朝は「BIRTHDAY CAKE」が聴きたくなったり、そんなふうに楽しんでもらえたら嬉しいです。

昨年秋、ご自身も出演されていた「How Beautiful」が流れるユニクロのCMが記憶に新しいです。メリノウールを街に見立て、絶妙なアングルで滑らかに流れていく映像と、土岐さんの歌声がとても心地よく、目に留まるCMでした。初めてのCM出演だったかと思いますが、撮影はいかがだったでしょうか。

撮影は一瞬でしたが、とてもクリエイティブな現場で、刺激的でした。あのカラフルなパネルの床は本物のセーターで、それを踏みつけて歌うのはドキドキしましたが…

「SUPERSTAR」のPVでは、ダンスも踊られていましたね。楽曲はもちろんのこと、スタイリングやヘアメイクもとっても素敵でした。

「この人こそがずっと探していたスーパースターなのでは!?」という、恋に落ちて戸惑いながらも浮かれるような、大人の恋愛の歌です。自分を別の自分が突き飛ばしながら歩いていく、冒頭のシーンの撮影が最高に楽しかったです。

曲が完成した時!毎回毎回、乾杯したいです。

2001年のCymbalsの解散後、お父様である土岐英史さんとのアルバム「STANDARDS〜土岐麻子ジャズを歌う〜」でソロデビューされました。音楽活動のきっかけは、やはりサックス奏者であるお父様の影響が大きかったりするのでしょうか。

もちろん父の影響もありますが、実際に楽器を手にしたのは中学生のバンドブームの頃でした。皆でわいわい練習したり衣装を考えたりすることが一番楽しかったです。

影響を受けた人や尊敬する人はいらっしゃいますか。

特にはいないのですが、高齢になっても音楽を追求されているすべてのミュージシャンを尊敬します。

Cymbalsでの活動と、個人での活動ではやはり違うことがたくさんあるかと思いますが、個人での活動の方がよいこと、バンドでの活動の方がよいことなど教えてください。

ソロでは自分のイメージをストレートに、バンドではそれぞれのイメージを反応させて音を表現する面白さがあります。

音楽をやっていて、いちばんたのしいときはどんなときでしょうか。

曲が完成した時!毎回毎回、乾杯したいです。

どんなときに詞を書いているのですか。

四六時中、頭の中で…

その時々の音楽を映すジャケットを心がけています。

お休みの日はどのように過ごしていますか。

最近はご飯を食べたりお酒を飲んだり、好きな人達と会うことが多いです。

「tokinikki」も拝見しています。土岐さんのファッションを見るのもたのしみのひとつです。プライベート以外でも、例えばライブやPVの衣装などもご自身でスタイリングされているのですか。

ライブの衣装はだいたい自分で用意しています。「Yuge(ユージュ)」というブランドが好きで、撮影やライブでもよく着ています。

Cymbalsの頃も現在もPVやジャケットがとても素敵でした。Cymbalsの頃は70年代など少しレトロな空気を感じることが多く、ソロでのものはJazzの渋い感じやナチュラルなトーン、最近のものはもう少しパステルでキッチュなものだという印象です。PVやジャケットのデザイントーンは、土岐さんご自身の変化とリンクしていたりするのでしょうか。

おっしゃる通り、その時々の音楽を映すジャケットを心がけています。ありがとうございます!

たぶん永遠の「憧れ」です。

「tokinikki」ではJUJUさんが登場しています。仲がよいのですね。音楽に対して、また人間的な部分で、彼女から影響や刺激を受けることがありますか。

彼女は歌姫ながら純粋な音楽ファンでもあり、凝り固まらずにいろんな音楽を素直に楽しむ姿勢が素晴らしいです。あとは、とにかく女子力が高いので刺激的です。

福岡の街の印象はどうですか?好きなお店や場所、必ず行くところなどあれば教えてください。

エネルギーに溢れていて大好きです!定食屋さんの「正福」には必ず行こうとします。

土岐さんにとって、「音楽」とは?

たぶん永遠の「憧れ」です。

今後の展望を教えてください。

もっと多くの人が音楽に興味を持ってくれるようなシーンを、周りのミュージシャン達とつくれたらいいなと思っています。

INTERVIEW

  • 土岐麻子[Asako Toki]
    ミュージシャン
    1976年3月22日東京生まれ。1997年にCymbalsのリードシンガーとしてデビュー。5枚のアルバムと8枚のシングルをリリース、2004年1月に惜しまれつつ解散。同年2月に日本屈指のサックス奏者である父・土岐英史との共同プロデュースにより「STANDARDS 〜土岐麻子ジャズを歌う〜」でソロデビュー。音楽活動以外にもCM音楽の歌唱やナレーションなどでも幅広く活躍。浮遊感のある声質、その独特の歌唱はCM界でも引く手あまた。
    オフィシャルサイト:www.tokiasako.com

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