今回のあらすじ

私、只野仁美、25 歳。
福岡でフリーペーパーの編集部員として働く社会人3 年生!
毎度のことやけど12 月の年末進行ってほんと鬼キツ!ようやく今年最後のページも終わりめでたく校了※1したわ。

つーことで、晴れて今年のヤマを越えた私にとって年内に残る最後の大仕事と言えば
特命係長の再放送のチェック…ではなく…。SOハッピークリスマスYeah!
なんと今年の私は3 人もの男子からお引き合いアリ。
しかも誘われたのは世界新三大夜景に認定された長崎の街並みを一望できるグラバー園のイルミネーション。

※1 校了…原稿が印刷できる状態になること。転じて地獄から解放されること。

…なんだか漫画みたいな話やけど、これは一年頑張ってきた私への少し早めのクリスマスプレゼントに違いない。
とはいえ、誰を選ぼうか…。
今年最後の大チャンスの選択をミスるわけにいかない私は、校了で一段落した誰もいないこの静かなオフィスで集中力を高め、
仕事で鍛えた妄想力で3 人とのグラバーデートのシミュレーションに臨む!あ…!ゾーン※2入った…!

よっしゃ今こそ爆ぜろ!私 のインスピレーション!掴め!最高の最適解!
さあて、それじゃあ早速行きますか!キュン死※3 確実の脳内グラバーデートに…!

※2 ゾーン…一流のアスリートのみが見ることのできる無の境地
※3 キュン死…馴れないときめきに耐えきれず心臓が破壊される死因

妄想ゲーム、入園
妄想ゲーム、入園
妄想ゲーム、入園

この物語はフィクションです。実在の人物や団体、AFRO FUKUOKAなどとはほとんど関係ありません。
しかし、長崎の夜景やグラバー園のイルミネーションなどの記述に関してはノンフィクションです。

原作者あとがき

33才のおじさんですが毎週少年ジャンプを欠かさずに読んでる甲斐がありました(タハハ…)。編集部のみんなとグラバー園さんに多謝!!

福岡県 P.N. 川崎・F・不死郎(33)/AFRO FUKUOKA編集長

INFORMATION

GLOVER’S NIGHT ILLUMINATION

グラバーズナイトイルミネーション

10.10 MON~12.25 SUN

・点灯時間/17:00~
・開園時間/8:00〜20:00(最終入園受付は19:40) 

HEART CANDLE EVENT

ハートキャンドルイベント

12.22 THU~12.25 SUN

・点灯時間/17:00~20:30
・場所/展望広場(旧三菱第2ドックハウス前)

公式サイトはこちら