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1717年(享保2年)に創業した伊豆本店。
酒造株を得たことを機に酒造りを開始し、300年に渡って歴史を積み重ねてきた老舗の蔵元です。
伊豆本店は、久原本家グループ社主・河邉氏にとって母方の実家にあたり、久山町にて久原本家グループが運営する茅葺きのレストラン『御料理 茅乃舎』は、伊豆本店の茅葺き屋根を葺き替える様子を河邉氏が目の当たりにしたことがきっかけで誕生した、いわば「茅乃舎」ブランドの原点と呼べる場所となっています。
そしてこの度、伊豆本店が積み重ねてきた歴史や、酒造の技術を今後も継承したいという想いが一致し、2024年4月に久原本家グループへ参画したことを機に、酒蔵を中心とした施設全体を改装することになったとのこと。
茅葺きの建屋や煉瓦造りの煙突など、歴史の趣きを残しながら、“魅せる酒蔵”をコンセプトに、新たに「醸造蔵」「酒蔵BAR」「直売所」「歴史展示」「甘味」の5エリアが新設されました。
酒造りの様子を見学し、日本酒を味わい、お買い物も楽しめる。
日本酒の文化に触れながら、体験ができる酒蔵として新しく生まれ変わりました。

※ 外観

※ 酒造りの見学スペース
“魅せる酒蔵“をコンセプトにした新生『伊豆本店』では、酒造りの様子を見学できるスペースを設置。
蒸米の様子や発酵タンク、圧搾機など、蔵人たちの熱心な作業の様子をガラス越しに間近で見学することができます。


改装前の伊豆本店では、「槽搾(ふなしぼ)り」製法と呼ばれる昔ながらの技法で酒造りを行っていました。
その作業を行っていた木箱の遺構を再活用する形で設えたスタンディングバーです。
日本酒の飲み比べをお楽しみいただけます。

※ 店内の様子

※ 外観
「宗像」や直売所限定の「亀の尾」を始めとする『伊豆本店』の日本酒を購入できる物販スペースです。
日本酒と和食のマリアージュを提案すべく、久原本家グループの『茅乃舎』『椒房庵』の商品の一部も取り扱います。

伊豆家の歴史や、300年以上に渡って続いてきた伊豆本店の酒造りを支えてきた道具などを展示する資料館です。
歴史を感じていただきながら酒蔵見学をお楽しみいただけます。

※ 宗像 花酒(はなさか)まんじゅう

※ 宗像ジェラート
伊豆本店の酒粕を使用した「宗像 花酒(はなさか)まんじゅう」、宗像の素材等を使用した「宗像ジェラート」など、この地を訪れなければ体験できないような商品を取りそろえたテイクアウトコーナーです。
今回のリニューアルを機に、日本酒の新銘柄『宗像(むなかた)』が誕生しました。
世界遺産の地・宗像で受け継がれてきた自然の恵みを大切に、地元を中心とした米と水で醸す新しい時代に向けた地酒です。
杜氏には、北海道・上川大雪酒造から招聘した職人・若山健一郎氏を迎え、伝統技術と最新設備を融合させた酒造りが行われています。
豊富な経験を有した杜氏のもと、山田錦・夢一献・寿限無といった福岡県産の酒米の特徴を活かしながら、地域と共に歩む日本酒を造っていくとのことです。
また、従来の伊豆本店を象徴する代表銘柄でもある純米酒「亀の尾」も、引き続き製造を継続します。
戦後には姿を消した幻の酒米「亀の尾」を、十一代蔵元が七年かけて復活させた銘柄。
伝統と挑戦の象徴として、新ブランドとともに歴史を紡いでいきたいとのことです。
オープン時には『宗像』銘柄3種、『亀の尾』銘柄1種、梅さけ1種の計5種類が販売されています。
【商品概要(一部)】
●宗像 純米 夢一献:3,300円(税込)/720ml
●宗像 特別純米 山田錦:3,850円(税込)/720ml
●宗像 特別純米 寿限無:3,850円(税込)/720ml
●亀の尾 純米:2,420円(税込)/720ml
福岡 宗像 酒蔵 伊豆本店
所在地:福岡県宗像市武丸1060番地
開業日:2026年1月7日(水)13:00~
主な施設:醸造蔵/酒蔵BAR/直売所/歴史展示/甘味
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休
TEL:0940-32-3001
URL:https://www.kubara.jp/izuhonten/
【久原本家グループについて】
明治26年創業の醤油蔵を起源にもつ、総合食品メーカーです。
博多らしい味作りを大切にした『博多 椒房庵』、素材の良さを引き出した調味料・食品を販売する『茅乃舎』、あご(トビウオ)のだしのうまみを生かしたあごだしシリーズやうまたれシリーズの『くばら』、北海道の食材、食文化を発信する『北海道くばら』『北海道 椒房庵』『北海道食品庫』などのブランドを展開しています。
https://www.kubarahonke.com/

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