福岡の今をあれこれ更新
編集部のKISS
今年ももう年末。1年が早すぎて脳ミソが乳酸におぼれそうな34歳、冬の陣。
さて、乳酸風呂でしっとりすべすべシワなし脳の私はと言えば、現在発行中のOFFLINEで紹介させていただいてる宮田織物のはんてんも買って、年末年始は家に引きこもる必勝パターンを準備済みです。あとはキングダムでも読み返しながら、アゴが外れるくらいさきいかを食べるくらいのもんですね。予定は。
そう。ヒマなんです。みなさんもそうでしょうあれ?違う?
まあリア充のみなさんは、アゴにやさし〜い焼きマシュマロでも食べているのかもしれませんけれども、もし「年末年始ってヒマだな〜」と思っている読者様がいたとしたら、久しぶりにゲームでもしてみたらいいんじゃないでしょうか。
ということで本記事では、先日博多で開催されたe-Sportsのイベントで感動した話を綴りたいと思います。ぜひ、さきいか片手にお読みください。
写真はイメージです
恥ずかしながら僕も今年になって初めて聞いたワードなんですけれども、どうやら日本でもにわかに盛り上がってきているんだそうです。何かというと、ゲーム。競技性の高いゲームのことをエレクトリックなスポーツ⇒e-Sportsというんだそうです。
競技性というとまず思いつくのが、ストリートファイターとかの対戦格闘ゲームやぷよぷよみたいな対戦パズルゲームですが、海外ではFPSってシューティングゲームが盛り上がってたりするようです。
海外ではe-Sportsはすでにかなり発展しているようで、ちょっと調べただけですが、賞金総額が数億円(!)って大会も結構あって、もうプロスポーツみたいな立ち位置なんだとか。いや、夢がありますよね。さきいか食ってる場合じゃねえな。もぐもぐ。
まあ、そのくらい世界的にはゲームが趣味や遊びの枠を越えてきてるって話なんですね。で!肝心なのが、日本はどーなのよ?ってところです。
そう。日本もプロリーグが立ち上がったんだそうです。いやこれゲーム好きのみなさんワンチャンあるんじゃないすかね?
さらに、アジアオリンピック評議会によるアジア競技大会の正式メダル種目化も決定したそうで。もうe-Sports文化は浸透しつつあるのが現状ですよ。知らんかった。でも、ぼくらの大好きな九州には、まだまだe-Sports文化は根付いていないんだといいます。や〜、なんかそう聞いちゃうと、ちょっともったいないんじゃないの?って気がしますよね。
そんで、「ゲーム大会は遠征するもの」という九州の人が持つイメージを変え、福岡でその腕を発揮できる場として新たに立ち上がったのが、今回見学に行ってきた大規模総合ゲーム大会『囃〜HAYASHI〜』なんですという壮大なプロローグなのでした。
今回のイベントは九州大会なので、当然みんな言葉は通じますけど。それでも、なんかそんな気がしたのです。
フリーで遊べるゲームもあったけど、おじさん人見知りだから…
でも、みんな楽しそう
天神styleの出張カフェも来てました
僕も見学に行ったものの、プレーヤーには誰も知り合いなんていないんですよ。マジで。孤独。
でも、イベントのクライマックスで行われた『ウルトラストリートファイター4』の団体決勝戦はほんとに息を呑むような緊張感と一体感。決勝戦は福岡チーム(画面左)対熊本チーム(画面右)。3対3の勝ち残り戦なわけですが、いきなり福岡が2勝!
春麗つよっ!
おお〜!このまま決まるか?
…って思ってたら、そっから熊本の大将が2連勝!すげ〜〜〜〜っ!
エル・フォルテは知らないキャラクターだったけど、こっからまくって熊本の快進撃が始まる!
福岡の次鋒セーラー服ファイターのさくらも善戦むなしくエル・フォルテの勝利!
おいおい!エル・フォルテさいつよか!? てことで最後はお互いの大将同士の決戦!いや、鳥肌もんですよね、こんなん。会場のテンションも最高潮でしょ。
さいつよのエル・フォルテに対して福岡の大将がセレクトしたのはハカン!ハカンも知らん!
どうやらハカンはオイルをかぶっています
ハカンはヌルヌル攻撃するキャラクターみたい?なんだソレ!すげーな!
んで、このヌルヌルストリートファイター・ハカンが圧巻の強さ!さいつよエル・フォルテから一勝をもぎとり福岡チーム(画面左)が優勝に王手! そして…!
き、決まった〜!ヌルヌル〜〜〜!!!
最後は福岡チームがホームの意地を見せて勝利。優勝は福岡チームです!
おめでと〜〜〜!
てなわけで、ゲーセンにも通ってないし、格ゲーなんて小3ごろの『スト2』で止まっているおじさんでも超盛り上がりました。ひとりだったけど「お〜〜!」って。声出たもん。面白かった!
なんつうか、この会場の一体感とか盛り上がりは、ほんとプロスポーツにも引けをとらないかも。瞬間瞬間の攻防戦ってやっぱり手に汗握りますよね。それって、ものすごいエンタメで、きっと言葉や人種なんて関係なし。
そんで面白いな〜って思うのが、会場って概念はもちろん必要だとは思うんですけど、いまやオンライン対戦なんて、家でも気軽にできるわけで、それをリアルタイムで実況中継放送なんてことも、きっとできるんでしょう。あんまり詳しくないので予想ですけど。
つまり、何が言いたいかって言うと、ゲーム⇒e-Sportsってすごく可能性があるなってことです。世界なんてすぐに繋がることのできる時代が来ているわけですし、このマーケットってすごいんじゃないかな〜って、素人ながらに感じるんです、おじさんは。
特に福岡なんて、アジアの玄関口なわけですしね。
ちなみに、今回開催されたイベント『囃』には、九州各県から2日間で約400人が参加したらしいですよ。もちろん、第二回も視野に入れているということらしいです。
さあさあ、こりゃあ年末年始にヒマしてるのであれば、ゲームにハマってみるってのも一興です。第二回ではプレイヤーとして参戦して、ギャラリーが震えるような勝負を繰り広げましょうぜ!おじさんはひとまずミニスーファミのスト2から出直します。
編集部のKISS
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