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自然景観の写真にグラフィックエフェクトをかけ、レジンや銅箔で加工した半立体作品を発表するTAKAPRINCIPAL。
本展「Unstable Perfection」では、ミクストメディア作品8点とアクリルペインティング17点を公開します。
1990年代初頭からTAKA名義でフォトグラファーとして雑誌や広告で活躍。
2024年に現代アート作家・TAKAPRINCIPALとして本格的に活動を始め、写真を素材としたミクストメディアと原初的なペインティングのふたつの手法による作品を制作しています。
本展での見所は、阿蘇山をモチーフにした組み作品《W Frequency SP》と30年にわたるフォトグラファーのキャリアで蓄積されたアイディアを吐き出すようにして取り組み始めたペインティング。
特にペインティング作品は「出しきれないくらいのアイディアを吐き出している」感覚があるといい注目です。
「自由を求めて写真を撮ってきて(写真が)自由なものでないと気づく。絵を描き始めると、ストロークには自分の中にあるものが自然と溢れ精神が解放される感覚があって、ここに自由があったか! と感じた」
抽象絵画でありながら規律性ある構図はフォトグラファーならでは。展覧会のタイトル「Unstable Perfection(不安定な完全)」を象徴しているといえ注目です。
アートは個人の深いところにしかないといい「五感と五感を組み合わせた」表現を展開するTAKAPRINCIPAL。
都市と自然、そして人間の周波数を可視化することを試みる世界観にマインドセットされることでしょう。
ぜひ、ご期待ください。
【過去作品】
YUGEN Gallery FUKUOKA(福岡市中央区大名2-1-4 ステージ1西通り4F)では、現在開催中のTAKAPRINCIPAL 個展「Unstable Perfection」の特別イベントとして、交流パーティー「GALA 1.5」を2024年11月16日(土)に同ギャラリーにて開催します。
1990年代初頭からフォトグラファーとして雑誌や広告で活躍し、2024年に現代アート作家として本格的に活動を始めたTAKAPRINCIPAL。
大自然の写真にミニマルなグラフィック効果を加えた《W Frequency》シリーズや写真表現から離れた原初的なペインティング作品を発表しています。
交流パーティーでは、来場者の方にウェルカムドリンクを提供させていただきます。
作品に込められた想いや制作背景について、作品の裏側を深く知る特別な機会となっております。
予約不要でどなたでもご参加いただけますので、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
詳細はギャラリー公式サイトをご覧ください。
【TAKAPRINCIPAL】
タカプリンシパル/現代アート作家。1974年愛知県出身。
1993年渡米。2001年帰国後、TAKA名義でフォトグラファーとして雑誌、広告の撮影を担当。
主な仕事にau、DoCoMo、オンワード、サントリー等の広告、雑誌は『Cut』(ロッキング・オン)、『SWITCH』(スイッチ・パブリッシング)、『 WWD』(INFASパブリケーションズ)など。また〈Cosme Kitchen〉等のクリエイティブディレクターを務める。
コマーシャルフォトと並行して写真家として東京、ニューヨーク、ロンドン、香港など国内外で作品を発表。
2013年拠点を香港に移す。2024年、TAKAPRINCIPALとして現代アートの作家活動を開始。
【YUGEN Galleryについて】
YUGEN Galleryは、2022年2月に設立された、日本の現代アートを専門に扱うギャラリーです。
東京・南青山と福岡・天神の2か所に拠点を持ち、運営を行っています。
ギャラリー名の「YUGEN」は、日本特有の美的概念である「幽玄」から名付けられており、その言葉が持つ「奥深さ」「崇高さ」「気品」「優雅さ」「艶やかさ」「壮麗さ」といった要素を持つ日本のアート作品の魅力を、より多くの人々に伝えたいという思いが込められています。
当ギャラリーでは、国内外で活躍する新進気鋭の現代アーティストを紹介し、ジャンルにとらわれない幅広い作品を展示しています。
また、公式サイトでは日本語と英語の両方で作品のオンライン販売も行い、世界中の人々にアートを届けています。
公式サイト:https://yugen-gallery.com/
※詳細に関しては運営元に直接お問い合わせください
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