AFRO FUKUOKA

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VOICE 来福した旬な著名人にお話を聞いてきました。

  • PEOPLE
  • 2017.2.28 Tue

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vol.76 坂口健太郎

俳優

INTERVIEW

  • 坂口健太郎
    俳優
    1991年東京都生まれ。2010年度第25回メンズノンノモデルオーディションに合格しデビュー。2014年、映画『シャンティデイズ~365日、幸せな呼吸~』(永田琴監督)で俳優デビュー。その後、映画『予告犯』(15/中村義洋監督)、『海街diary』(15/是枝裕和監督)、『ヒロイン失格』(15/英勉監督)、『俺物語!!』(15/ 河合勇人監督) 、『娚の一生』(15/廣木隆一監督)、『at HOME アットホーム』(15/蝶野博監督)、ドラマ「コウノドリ」(15/TBS)で連ドラ初レギュラーを果たすなど、話題作に多数出演し、2015年度大阪フィルムフェスティバルでは新人男優賞を受賞。

TEXT BY

迫口 あかね
プロジェクトマネージャー

1989年熊本市生まれ。 企画・進行管理担当/夢見る少女じゃいられない'16

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彼の演技を見ていると恋をしたくなるのはなぜだろう

すらりと伸びた背丈に、アンニュイな表情がなんともフォトジェニックで、見る人を惹きつける坂口健太郎さん。メンズノンノモデルとして活躍のほか、人気ドラマや映画にも数多く出演し、注目株の若手俳優としても呼び名が高い彼が、映画「君と100回の恋」のプロモーションで来福。劇中の制作秘話などを交え、完全オリジナルストーリーだからこそ光る若き先鋭の魅力に迫った。

映画「君と100回目の恋」

7月31日、誕生日の夜。ライブがうまくいかず落ち込む葵海(miwa)は事故にあってしまう。しかし、気がつくと葵海は教室にいた。日付は事故の1週間前ー。動揺する葵海にバンド仲間であり幼馴染の陸(坂口健太郎)が言う。「秘密を教える。俺、時間を戻せる。」葵海の運命を変えるため、陸は時間を遡るレコードを使い、何度も時を戻していたのだ。

ーようこそ、福岡へ。福岡の思い出はありますか?

モデルをメインにしていたころは福岡のショップのショーとかで2ヶ月ごとくらいに来ていましたよ。やっぱり福岡に来たら明太子!というイメージ。海鮮料理のお店も美味しくて何度か行きました。

ー完全オリジナルストーリーの”君100”。坂口さん演じる陸は「勉強もギターも完璧でクール」な存在とのことですが…

物語の前半、陸は人と壁を作り、すこし上から物事を見ている印象ですよね。でも後半になるにつれ、葵海やバンド仲間と打ち解け、徐々に素の自分が表れたりして、その一生懸命さが可愛らしくも見えるんじゃないかなと思います。撮影中は監督からも「坂口くんはどんな風にこの場面を読んでる?」と聞かれることがあったりして、原作がないだけにイメージを寄せて、一緒に陸という存在を作り上げました。

僕も初めて会う人とは距離をとってしまいがちで、気心がしれてくれば、心を開くので、陸の気持ちと重なる部分を感じました。

ー陸のようにすこし先回りしてでも、かっこつけてしまうことも?

そうですね、男の人ってみんなそうだと思いますよ。女の子の前だとつい自分の良いところを見て欲しい!と頑張ってしまいますよね。

ー大切な人のために何度も時を遡るストーリーにも引き込まれましたが、もし坂口さんが時を遡るのであれば、いつですか?

「この時に戻りたい!」というのがないんですよね。もちろん、失敗したと思う苦い経験はあるんですが、それをやり直してしまうと今のリアルな自分がなくなってしまう。100%完璧な人っていないから、失敗してもいいんだって考えてるんです。

ー初挑戦のギター演奏も映画の見所ですね。

クランクインの半年前からギターを渡されて、1〜2ヶ月前に集中してがっつり練習しました。撮影現場の岡山に入ってから、現場の雰囲気や役を演じる中で自然に弾いているうちに、上達していったんだと思います。僕は劇中でmiwaが演じる葵海にギターを教えるというシーンがあるのですが、実際は逆でmiwaに教えてもらっていました。ギターだけでなく作曲の裏側を聞いたりして、アーティストの方が相手だから聞ける話をしたことはギターの腕前だけでなく、役を演じる上でも影響していると思います。

ーバンド演奏、歌のシーンはいかがでしたか?

ギターもバンドも練習は大変でしたが、楽しかったというのが素直な感想です。竜星(涼)くんや(泉)祐希くんとスタジオに入って練習して、演奏し終わったあとに3人で顔を見合わせた瞬間とか楽しいですね。バンド練習でmiwaが最初に入った時は緊張して上手く演奏できなかったり、苦労もありました。劇中で歌を披露することは緊張はなかったですね。バンドのみんながいたこともあって心強かったのかも。でもギターを弾きながら、歌を歌いながら、陸を演じるという3つのことを同時にすることは難しさを感じました。

ー物語が終盤に近づくにつれ、バンドの一体感が増していく印象を受けました。

バンドのライブシーンは全部で3日間撮影しました。それだけライブシーンは劇中に出てきますし、物語のキーになる部分。さらに最初のライブから、何度も時を遡ったあとの陸は心情に大きな変化があります。演じる上でも気持ちに変化をつけることを心がけました。

ー映画を楽しみにしている方々に気にかけてほしいことはありますか?

一度だけでなく、何度も見ることのできる映画だと思います。「あのとき陸はこんなことを考えていたのかな」と気持ちを思い描いてもらえると嬉しいです。いっそ気になる人と一緒に観るといいんじゃないかな!女性がドキドキしたりキュンとしたりするシーンがたくさんあるし、男性も見ると「今あることをもっと大事にしなきゃいけない」と気づかせてくれる部分もあるので、効果あると思いますよ!(笑)

ヘアメイク:廣瀬瑠美/スタイリスト:石井大

INFORMATION

『君と100回目の恋』大ヒット上映中!
(C)2017「君と100回目の恋」製作委員会
▼映画情報の詳細はこちら
http://afro-fukuoka.net/archives/culture_info/kimi100

INTERVIEW

  • 坂口健太郎
    俳優
    1991年東京都生まれ。2010年度第25回メンズノンノモデルオーディションに合格しデビュー。2014年、映画『シャンティデイズ~365日、幸せな呼吸~』(永田琴監督)で俳優デビュー。その後、映画『予告犯』(15/中村義洋監督)、『海街diary』(15/是枝裕和監督)、『ヒロイン失格』(15/英勉監督)、『俺物語!!』(15/ 河合勇人監督) 、『娚の一生』(15/廣木隆一監督)、『at HOME アットホーム』(15/蝶野博監督)、ドラマ「コウノドリ」(15/TBS)で連ドラ初レギュラーを果たすなど、話題作に多数出演し、2015年度大阪フィルムフェスティバルでは新人男優賞を受賞。

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