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福岡・大橋のミニシアター「Yet Cinema Club」が2月13日にオープンしました。
Yetは、15席ほどの小さな映画館 Yet Cinema Clubと、本の読める店 fuzkue 大橋を併設した、鑑賞のための空間です。
この空間のシンボルは、伝統的な劇場から着想を得た深いレッドのソファ。
上下左右が赤で囲われたソファは、パーソナルスペースを醸成し、コンクリートと木材で構成される整った環境に、色気と抑揚をもたらしてくれる存在になっています。
オープニング上映作品は装幀家・菊地信義氏のドキュメンタリー『つつんで、ひらいて』。
上映期間は2月13日(金)から2月19日(木)、同作品に加えて中川龍太郎監督の『わたしは光をにぎっている』を上映します。
『つつんで、ひらいて』
「夜明け」の広瀬奈々子監督が、ブックデザイン界の第一人者・菊地信義を追ったドキュメンタリー。
ブックデザイナーの菊地信義は独立から40年、中上健次や古井由吉、俵万智、金原ひとみらの著作1万5000冊以上の装幀を手がけ、日本のブックデザイン界をリードし続けてきた。
インターネットが日常的になり、デジタル全盛の時代にあって、紙の本にこだわり、紙と文字を触りながら手作業で一冊ずつ本をデザインする菊地の指先から、印刷、製本に至る過程を見つめ、ものづくりの原点を探っていく。
是枝裕和、西川美和の下で助監督などを経験し、「夜明け」で監督デビューを果たしたばかりの広瀬監督が、2015年から3年間かけて撮影し、完成させた。
2019年・第20回東京フィルメックスでスペシャル・メンション受賞。2019年製作/94分/G/日本
配給:マジックアワー
劇場公開日:2019年12月14日
『わたしは光をにぎっている』
モスクワ国際映画祭で受賞した「四月の永い夢」や、東京国際映画祭に出品された「愛の小さな歴史」「走れ、絶望に追いつかれない速さで」などで注目される監督・中川龍太郎が、ひとりの若い女性が自分の力で自分の居場所を見つけていく過程を描いたドラマ。
20歳の宮川澪は、両親を早くに亡くし、祖母と2人で長野県の湖畔の民宿を切り盛りしていたが、祖母が入院してしまったことで民宿をたたまざるを得なくなる。
父の親友だった涼介を頼りに上京し、涼介が経営する都内の銭湯に身を寄せた澪は、都会での仕事探しに苦戦し、次第に銭湯を手伝うようになる。
そして個性的な常連客たちと交流し、徐々に東京での生活に慣れてきたある日、銭湯が区画整理のため閉店しなければならないことを知った澪は、ある決断をする。2019年製作/96分/G/日本
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2019年11月15日

オープニング上映のテーマは「創造と継承」。
新しい空間を地域につくり、街の映画文化の継承を目指すYet Cinema Clubならではの視点で作品を選定。
「本の読める店 fuzkue 大橋」を併設するシアターとしても親和性の高い上映となっています。
こけら落とし作品となる『つつんで、ひらいて』は作品パンフレットだけでなく、2022年に亡くなられた菊地信義氏の特製ポスター(サイン入り)も部数限定で販売予定です。
• オープン:2026年2月13日(金)
• 上映期間:2026年2月13日(金)~2026年2月19日(木)
• 上映情報URL:https://www.instagram.com/yetcinemaclub/
• 予約フォーム:https://forms.gle/PByi7AEEcEoQtASdA
Yet Cinema Club/fuzkue大橋
福岡県福岡市南区向野2-15-19-101(西鉄大橋駅 徒歩6分)

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