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  • 2017.2.6 Mon

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いい感じに住みたい。第2回 〜木の生える家〜

TEXT BY 石井 梨佳

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石井 梨佳
編集・ライター/商業高校芸人

1987年生まれ。音楽と動物とファッションとゲームとサガン鳥栖をこよなく愛する。インターネットがないと息ができない。チークを塗りたくらないと顔色が悪いです。

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リノベーションと聞いて君は何を思い浮かべるか。

どうも、石井です。
この導入からも見て取れますように、まだこの企画でのキャラが定まっておりません。

さて、記念すべき物件紹介第1弾は、みんな大好きリノベーション物件からチェックしていきたいと思います。ちなみに、最近よく耳にするこの「リノベーション(リノベ)物件」という言葉ですが、具体的な定義、またはリフォームとの違いについてはご存知でしょうか?

一般的に、リフォームは「老朽化したものを新築のような状態に戻すこと」、リノベーションは「老朽化したものを新築のような状態に戻し、なおかつ+αで新しい価値を創造すること」という意味合いで使われているようです。

なぜこの定義をはっきりさせる必要があるかといいますと、今回ご紹介する物件のその「+α」の要素が、なかなか斬新な付加価値として鎮座しているためです。

ということで、気になる今回の間取り図を拝見〜!

なんか丸いな…?

こんな丸い部分がある間取り図、初めて見たぞ。

さらに障子や、まさかの縁台などと、現代の賃貸住宅の間取り図ではあまり見ない文言が並んだ挙句、突然の流木。これは間取りとしては、1LDKかな?まったく室内の想像がつかない…!こりゃあ実際に見てみるしかないですね!

外見はなかなか古いヴィンテージな雰囲気。さほど大通りではないけれど、ちょっとしたメインストリートっぽい通りの角に立っています。

共用部分もなかなかヴィンテージな面影がありますが、わたしは結構好きですよこういう雰囲気。ということでさっそく、おじゃましまー…

す…!?

なんかファーストビューからパンチがあるんですが!あと建物の外観とのギャップがすごいぞ…!!

ひとまず冷静になって、細かく見ていきましょう。

お部屋側から玄関あたりを見るとこんな感じ。玄関から見たときの印象とはだいぶ違いますね。入ってすぐのドアの先には洗面所、お手洗い、お風呂があります。白い壁と無垢材の床で統一されていて、なんとも爽やかで気持ちが良いです。

おっと、気になっちゃいました?こちらは好みの高さに調節して使える、備え付けの可動棚です。玄関まわりって、いろいろ飾りたくなっちゃいますもんね。隣のフロアに抜ける開放感を保ちつつ、そっと仕切り&目隠しができます。

そしてこれだけ段差があれば、キャットタワーもいりませんね!我が家の猫たちもまっしぐら!!!

…あ、猫は飼えないんですか…?
失礼いたしました。

こちらがリビング。いましたよ、流木。ニョキッと鎮座してますね。夏には短冊、冬にはLEDの電飾なんかもよさそうです。

それから間取り図どおりの丸い縁台!うん、丸いね!
縁台って、こう、浴衣着てうちわ持って花火見上げながらスイカ食べるみたいなイメージなんですけど、室内にドドンと設置するのもアリですね。

かなりインパクトがありますが、縁台も無垢材で統一されているので、和モダンなお部屋にサラリと馴染んでいます。テレビボードっぽい使い方もいいですね。センターテーブルには、ちゃぶ台みたいな丸いタイプがよさそう。

広々10帖日当たりも良し。窓からの光が障子紙を通して、柔らかく心地よい明るさになっています。

お隣の和室との間には壁がありますが、まあるくくり抜かれて窓際でつながっています。リビングとの扉もないので開放感バツグン。備え付けの段違いの棚もいいですね。

ほらほらー、やっぱりこの棚の段差、猫が好きそうじゃないですか?すごい昇り降りしてそうじゃないですか〜???

…え?
あ、はい。ペットだめなんですよね。わかっておりますよ。 

で、こちらがお隣の和室。
りょ・か・ん・み・た・い!!

日本人ならやっぱでしょ。こちらのお部屋も障子越しの明かりが素敵ですね。私だったら寝室として使うかな。ベッド派なんですけど、こんなに素敵な空間なら毎日お布団敷いて寝たいです。

昼間はリラックススペースとして、ごろごろしながら漫画読んだりするのもサイコー!

和室側には押入れサイズで容量たっぷりな収納もあります。やっぱり、お布団の出し入れがしやすそう。願わくばドラえもんが寝ていてほしいです。

和室側からリビングを覗いたところ。家に居ながらにして、幻想的で非日常感のある眺めがお楽しみいただけます。

キッチンは、これまたシンプルで潔い、THE・ステンレス。マンションの廊下側にキッチンが面した作りで、小窓もあって換気しやすく、前を通ると晩ごはんのいい匂いがしちゃう感じのソレですね。シンク下は、自分であれやこれやと棚や収納を工夫する楽しさもあります。 

キッチンの背面には収納棚が。ちょっと低めの作りなので、天板部分は作業台としても使えそう。DKフロアにも窓があるので、明るい!窓辺にダイニングテーブルを置きたくなりますね。 

おっと、これはちょっと不思議なところに洗濯機置場がありますね。でも家事動線としては、炊事とお洗濯がすぐ近くでできるのはいいことなのかも…?

とはいえ、ガスレンジのすぐ隣だと油ハネして洗濯機が汚れちゃいそうなので、ガスレンジカバーなどで工夫するとよさそうです。あとうっかり服とか燃やさないように。

水回りは、既存のものを活かしつつキレイな設備にしてあります。お風呂とトイレは別ですが、バスタブが少し狭いかもしれませんね。シャワー派だったら問題なさそうです。

道を挟んだお隣はバスの営業所。景観としてはそこそこですが、はたらく車をたくさん眺めることができます。近くに背の高い建物がないのはうれしいですね。見晴らしは良さそうですよ。

リノベーション イズ フリーダム。

いやあ、リノベーションっていろいろあるとは思っていましたけど、想像していたものより2歩も3歩も先を行っている感じのお部屋でした。間取り図の段階で普通じゃないことは想定してましたけど、やっぱり普通じゃなかった!

とにかくいろいろ丸かった流木がそびえ立ってましたけど、お部屋自体はとっても広くて日当たりもよくて、必要な設備はしっかり整ってます。人と違う個性的な物件で、自分らしくいい感じに住みたいアナタ、おすすめですよ〜!

次回の物件紹介もお楽しみに!

goodroom 福岡

木の生える家
場所
福岡県福岡市博多区博多駅南4-19-5
詳細
物件情報はこちらから

ちょっと告知!

本企画にご協力いただいているgoodroomさんのオリジナルリノベ「TOMOS」の完成内覧会が福岡で開催されます!

何といっても見どころは、リノベーションのBefore→Afterが見られること!別部屋が元の状態とのことで、実際に見て、比べて、リノベーションのおもしろさを体感することができます。

美味しいコーヒーや素敵なインテリア雑貨のショップも出店されますので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

EVENT INFORMATION

goodroomオリジナルリノベ「TOMOS」完成内覧会 ※要予約
日時
2/10[金]、11[土] 10:00〜15:00
場所
福岡県福岡市博多区豊1−3−8 [ 物件 ]
お問い合わせ
0120-918-704
Mail
customer@goodrooms.jp

TEXT BY

石井 梨佳
編集・ライター/商業高校芸人

1987年生まれ。音楽と動物とファッションとゲームとサガン鳥栖をこよなく愛する。インターネットがないと息ができない。チークを塗りたくらないと顔色が悪いです。

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