福岡のカルチャー情報をお届け
CULTURE INFO.
本展「生き纏う|循環」は、2024年に横浜で開催した展示「生き纏う」で使用された綿(わた)という素材を再構築し、その身体的記憶や触れ合いの痕跡を宿したまま、福岡という新たな地に呼び戻す試みです。
綿は曖昧さや柔らかさ、崩れやすさを持ち、感情や関係性と重なる素材です。
人々に触れられ、纏われ、剥がされていった綿たちは、記憶を内包した存在として、今回あらためて空間に配置されます。
本展では「素材=記憶=関係性」と捉え、触れた痕跡を編集しなおすことで、空間がいかに“生き心地”を持つのかを問い直します。
触れることや触れられることを起点に、曖昧なまま生きることの可能性を探る体感型インスタレーション作品となっております。
アーティスト
簗瀬晃希 / Kohki Yanase
1994年福岡県生まれ。現在の拠点は福岡。
空間エレメントを用い、「纏う行為の可能性の模索・拡張」を試みた表現活動を行う。
第8回横浜トリエンナーレ応援プログラムにて、建築空間を主軸としたインスタレーション「生き纏う」(会場:ヨコハマアパートメント)を開催。
特別企画
映画『editor.O』特別上映
・7月19日17:00〜
・7月20日16:00〜
※入場料、上映情報等については、以下をご確認ください。
https://artistcafe.jp/event/1662
開催概要
簗瀬晃希「生き纏う|循環」
期間:2025年7月17日(木)〜7月21日(月・祝)
時間:7月17日(木)11:00〜19:00
7月18日(金)11:00〜19:00
7月19日(土)11:00〜17:00
7月20日(日)11:00〜16:00
7月21日(月・祝)11:00〜17:00
場所:Artist Cafe Fukuoka/gallery space
料金:入場無料
協力:editor.O 制作委員会事務局
Shiori Mori Architecture Atelier
共催:Artist Cafe Fukuoka
助成:(公財) 福岡市文化芸術振興財団「FFAC ステップアップ助成プログラム」
後援:福岡市、(公財) 福岡市文化芸術振興財団
Artist Cafe Fukuokaとは
Artist Cafe Fukuoka(ACF)は、福岡市が運営するアーティストのための成長と交流の拠点です。
創作活動を支える場としての役割にとどまらず、アートを通じて人とまち、地域と社会をつなぎ、「アートが循環する社会」の実現に貢献することを目指しています。
施設は、旧中学校を活用した複合空間で構成され、どなたでも気軽に立ち寄れるコミュニティスペース、展示や制作に対応するスタジオやギャラリー、インスタレーションや大規模展示に適したグランドスタジオなど、多様なアート活動に対応できる環境を備えています。
福岡アジア美術館と連携し、国内外のアーティストを招へいするアーティスト・イン・レジデンス事業の拠点としても活用されています。
※詳細に関しては運営元に直接お問い合わせください
福岡のカルチャー情報をお届け