福岡の今をあれこれ更新
―ゆっくりと、ゆっくりと馴染んでいくレザー。急がず、焦らず、着実に共に過ごした時間は、最高のパートナーの証。今回のファッションは、レザーアイテムをこよなく愛す、福岡のファッショニスタを直撃。愛用するアイテムとの出逢いから、レザーの使用方法まで、長く寄り添うアイテムへの想いをとことんインタビュー。
ビンテージバイクの展示販売とアパレルの販売を行うショップ IN ショップ形式に、カフェをプラスした新しい展開を行うOTOGIのディレクター。
VOO(ヴォー)のスウェードのブルゾン。スウェードらしいしっとりとした生地感と冬から春にかけ、差し色として合わせやすい鮮やかなブルーがお気に入り。10年前から好んで着ていた思い入れのあるブランドで、「OTOGI」のディレクターとして是非仕入れたいと思ったそう。
店舗でヴィンテージバイクを取り扱っているが、趣味でもバイクによく乗られる川崎さん。バイク乗りとしてのこだわりは、一般的なライダーススタイルではなく、レザーアイテムをさり気なく取り入れるのがポイントとのこと。また、レザーの中でも特にスウェードは、生地のダメージが出やすいためケアのし過ぎには注意。1シーズンに1回がベストだそう。
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福岡から一緒に歳を重ねたくなるような人生の脇役的定番服を発信するレディスファッション「hippiness」のショップスタッフ。
hippinessのライダースは、毎年新作が出る程の人気っぷり。男性デザイナーならではのメンズライクなディテールだが、裏地のこだわり方やシルエットの美しさが光る至高の品。まさに一生モノのレザーアイテム!
5年前に購入したライダース。あえて一度もケアをせず、徐々に出てくるレザーのヴィンテージ感を楽しんでいる荒谷さん。着れば着るほど自分だけのライダースになっていくのが、レザーアイテムの楽しみのひとつだそう。
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デザインと機能性にこだわったカジュアルなステーショナリーを福岡から発信し続けているブランド「HIGHTIDE」の直営店店長。
3年前に購入したADDICT CLOTHESのAD-01は、イギリスの60年代中期~70年代スタイルのシンプルなデザイン。オリジナルの羊革が使われていて、とても柔らかい。着ていると自然に綺麗な茶芯が出てくる。またレザー好きの登竜門であり憧れであるWESCOのエンジニアブーツBOSSは、ずっと欲しくてやっと手に入れたお気に入りの一足。
レザーアイテムを楽しむ醍醐味は、長く着用してやっと滲み出てくるヴィンテージの味わい。綺麗な状態を保ち続けるよりも、着込んだ年月を感じるような風合いが格好いい。ケアは年1回程度で充分に長く楽しむことができるそう。
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