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  • 2019.10.2 Wed

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ライブレポ // JABBA DA FOOTBALL CLUB

TEXT BY 小森 侑恭

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小森 侑恭
デザイナー

1985年熊本県生まれ。産業経済新聞社、spicegroupを経て、BUZZHOOK PARTNERSにジョイン。グラフィック・エディトリアル・WEB・CI・VI等を制作。福岡の活気あふれるクリエイティブな感性を日々探し求める。

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ABOUT MUSICが手がけるライブ・シリーズ『THINGS WE SAY』のスペシャル・バージョンが、9月13日(金)福岡BEAT STATIONにて開催されました。これまでにSTUTS、iri、chelmico、踊Foot Works、kiki vivi lily、など、シーンやジャンルを越えた多種多様なアーティストが出演し、開催の度にソールドアウトを記録している『THINGS WE SAY SPECIAL』。今回のスペシャルバージョンには『JABBA DA FOOTBALL CLUB』も出演されることを聞きつけ、すかさず取材を決行!今回はライブでの様子をレポートします!

JABBA DA FOOTBALL CLUB
2014年結成。 結成後、すぐに1st Album「QUEST」を500枚限定で発売し即完売。自分たちの居場所をつくるためのレギュラーパーティー「NEW VACANT STORE」の開催や、ジャンルを問わないイベントへの出演で精力的に活動。2017年には2nd Album「OFF THE WALL」を発売。Spotifyの注目新人”Early Noise”への選出とイベント第一弾アーティストとしての出演・全国ツアーの成功・サマーソニックやベイキャンプなどの大型フェスへの出演を果たし、バンドシーン・ヒップホップシーンの垣根なく活動する無二の存在となる。2018年3月発売のEP「FUCKING GOOD MILK SHAKE」はタワレコメンに選出され、初の東名阪ワンマンツアーを開催、SHIBUYA WWWでのファイナル公演を成功に収める。同年にはフジロックにも出演、認知度・実力ともに急上昇中のヒップホップグループ。2019年にその音楽性も大きく広げる新境地となった楽曲「i&i」を収録したEP「DON’T WORRY, BE HAPPY」をリリースし、それまで在籍していたレーベルOMAKE CLUBを卒業。同年6月にソニー・ミュージックよりシングル「新世界」にてメジャーデビュー。現在、2019年末までをつかって”全国公募型”ツアーをスタート。

『JABBA DA FOOTBALL CLUB』 VOICEはこちら

パワフルかつユーモラスな雰囲気で会場を沸かせる

Photo by 町田千秋

ステージに早々と登壇し、新曲である「きみは最高」や代表曲である「STAY GOLD, LIFE GOES ON」で会場のテンションを上げ、さらに畳みかけるようにアッパーな楽曲を連発!つなぎのMCでも彼らの持ち合わせたパワフルさとユーモラスで会場を一体にしました。

なんと言っても彼らの魅力は“本当に楽しそうに演奏している”気持ちがバンバン伝わってくるところでしょうか。それがメッセージ力のある歌詞とミックスして、場を盛り上げる!カッコつけない真っ直ぐな気持ちがすごくカッコいいんです。

さらに今回のツアーのために作った新曲もアコースティックセットで披露してくれました。「死ぬ時ってさー、すげーやばいじゃん。やばいよね?でもさ、それがハッピーだったら最高だよね!」と彼らのアイデンティティー炸裂しつつ、NOLOVがカホンを叩き、BAOBAB MC がアコースティックギターで演奏。メロディアスな曲調が印象的で勝手に体がリズムを刻んでしまいます♪

JABBA DA FOOTBALL CLUBは“君の街までツアー”という”公募型全国ツアー”を開催中なんですが、このツアーの企画内容は、年内いっぱいをかけて全国各地に足を運びライブをするために、ジャバをイベントに出演させてくれる全国のオーガナイザーやアーティストからオファーを公募するというもの。オファーを受けた場所には、どこであろうとライブをしに行くといった内容なんです。

▼ライブスケジュールなど最新情報は公式HPをチェック▼
http://jbfc.jp/

ライブ後の特別インタビューにも応じてくれました!

お疲れ様でしたー!!本日はいかがでした?

NOLOV: お疲れ様でしたー!!いやー福岡のお客さん、いっつも思うけど、ダイレクトっすよ反応が。良ければ良い。ダメならダメ。はっきりしててものすごいびっくりするくらい。ホント最高だったっす。

メジャーデビューしてから、今までの心境は?

NOLOV: デビューしてからもっと気が引き締まったっすね。これで飯食ってんだなって言ったら生半可なことできねえっつって曲作りもすごくタイトにやってるんで。この前出した「きみは最高」っていう曲なんかは、いっぱい作って行く中で最短でできたよね。他の曲は1ヶ月以上かかったんですけど、(「きみは最高」は)2週間でできたんですよ。それもすごい自分らの中で納得する瞬間が多かった。愛する人への言葉ってあるじゃないですか、「愛してるよ」とか。「好きだよ」とか。あれの最上級って感じなんですよ。言葉がでなくなるんですよ。好きな人に対してって。家族に対しても友達に対しても体破裂するんじゃないかっていうくらい出てくる言葉が「最高」しかないみたいな。って思って作ったんすよ。聞いてくれた人も増えたんで良かったなーって。なんかそういう意味ではメジャーシングル「新世界」より全然こっちのほうがメジャーにいって作れたもの。メジャーに行く前につくったものが新世界で、行ってから色んな光景見て作れたものだからちょっと違うよね。種類が。

今回はゲストに参加してもらったんですよ、SANABAGUN.の髙橋紘一くんていう高橋くんと、フィロソフィーのダンスっていうアイドルグループの日向ハルちゃんに参加してもらって、 ベースもSawagiっていうバンドの雲丹亀卓人君に参加してもらって、今まで自分たちは自分の中でしかやってなかったんですよ、それを広げてみんなの力を貸してくれ~!って元気玉スタイルでやったら、全然僕らの想像を超えるものになりましたね。
できたときヤバかったね。大興奮しちゃったよ。僕その日以降、聞かせちゃいけないのに聞かせまくりましたもん。「良くね?」って(笑)それでみんな、良いじゃんって言ってくれて出したら「めっちゃ良いじゃん」って言ってくれるから嬉しくって。

そんな皆との繋がりが今回のツアーの始まりですか?

NOLOV: そうですね。さっきのメジャーデビュー後の話もそうですけど、自分たちの力だけじゃないっていうのもめちゃくちゃ感じる機会が多くて、今回福岡もショウタロウっていうオーガナイザーがいるんですけど、彼と繋がったのも3年前くらいなんですよ。自分たちでは絶対できないことだから そういう人間がいてくれて初めてJABBAっていう形になって人に見てもらえる、聞いてもらえるっていうのを感じたから、自分たちはもっと全国に足運ばないとって。で、自分たちの音聞いてもらって、この4人の空気を感じてもらって、僕らの形をもっと大きくしてほしいなって思って今回のツアーをやろうって思ったんすよね。だから超他力本願だよね(笑)

今後のツアーでの目標はありますか?

NOLOV: ツアーの目標ですか?最後はでかいところでワンマンしたくて。
このツアーの目的は、このツアーで仲間を増やして、2020年ファーストアルバム出すタイミングくらいで、ちゃんとでかいねって、今の僕らからすると「まぁまぁやったねJABBA」って納得できるようなところでワンマンすること。で、なんかひとつ「もっと行けよJABBA!」って言われるような縮こまったことはしたくない。なので、次へ次へ向けてギャンブルギャンブルの人生です。

ファンのみなさまへメッセージをお願いします。

NOLOV: JABBAのことを知ってても知らなくても良いんですけど、マジ楽しく生きてほしいです。人生はマジ色々あるけど、マジ横にいるやつだけは愛してほしい。特に家族とか友達とか。家族いなくてもね、友達とかあと恋人とかマジで仲良い奴だけでもいいから、それだけっす。JABBAのことなんかいつでもいい。僕らなんか良かですから(笑)とにかく家族、友達、兄弟、恋人、大事にしてください!で、いっぱい飯食って寝ろ!これだけです。

▼JABBA DA FOOTBALL「きみは最高」各配信サイトはこちら▼
https://smr.lnk.to/GK6teWN

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小森 侑恭
デザイナー

1985年熊本県生まれ。産業経済新聞社、spicegroupを経て、BUZZHOOK PARTNERSにジョイン。グラフィック・エディトリアル・WEB・CI・VI等を制作。福岡の活気あふれるクリエイティブな感性を日々探し求める。

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