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  • 2015.10.1 Thu

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最近「実は…」気になる民藝品。今泉の雑貨屋”山響屋”に行ってきた。

TEXT BY しばた たみ

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しばた たみ
AFRO FUKUOKA ふく編集長

福岡糸島生まれ。カルピスとヤクルトが好きです。カタカナと横文字に弱いです。 へらへら:★★★★☆ 【特徴】どんな感情でも眉毛が下がっており、だいたい目がありません。 http://tamitawi.tumblr.com/

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こんにちは!先月誕生日を迎えました、27歳ホヤホヤのしばたみです。AFROが本日リューアル&27歳最初のブログ…ということで度量が試される回…。何を書こうか散々迷いましたが、シンプルに私の最近好きなことを書こうと。

私が「今」いちばん気になっているもの。それは大人の玩具…民藝品です。前々から雑誌や、雑貨屋さんで見る機会が多くなったのと、結婚式で縁起だるまを作ってもらった事から気になっていた民藝品。知識が無いので自称するのもおこがましく「実は…」レベルで気になっておりました。

そんな私にカルチャーアンテナビンビンの友人から教えてもらったのが、今泉の雑貨屋「山響屋」(やまびこや)です。今年の5月にオープンしてホヤホヤのお店。雑貨の仕入れで九州を飛び回っている友人が「九州一の品揃えだから、たみちゃんも気に入ると思うよ!」と言われちゃあ、行かない訳にはいかねぇ!と早速行ってきました。

▶噂の「山響屋」に行ってみた。

場所はなんと事務所の目の前。今泉のやまさコーポ1階…と、歩いて徒歩1分じゃないですか。なんだかしょっぱなからディスティニーを感じる脳内少女漫画の私。(脳内BGMはユーミンのDESTINYで)

行ってみると、何故今まで気づかなかったのか不思議なくらい堂々と看板が立ててありました。日頃通っている道なのに見落としているなんて…。日頃の視野の狭さと、心の余裕がないことを痛感しながらいざ店頭へ。1階すぐ手前に大きく「山響」と大きく書かれたのれんが。(わかりやすい!)

01外観2

のれんをくぐると…そこは異空間でした。(小さな神様たちの巣窟のよう!)

01入店2

\ うへ~!かわいいい~~~!/ 外観のコーポが哀愁を漂わす造りなので、中とのギャップがハンパないです。店内の木棚には、色とりどりの民藝品がところ狭しと並んでおり、とてもあたたかい雰囲気。

02内観1

九州各所の民藝品がズラリ!土人形から張り子、凧、駒、埴輪まで種類豊富。

02内観5

民藝品の独特の色味や丸みから、かもしだされるあたたかさと、小さな神様がたくさんいる神聖な感じ…。どこを見ても何か(誰か)と目が合うようで、少しドキドキします。(ごくり…)

02内観2

店内の民藝品は、全てジャンル分け(ブランド分け)してあり、ルーツや成り立ちがPOPにして添えてあります。同じ九州でも、各スポットで使っている素材や、色味、作風など様々で面白い。

▶1つ1つに背景(エピソード)があるのが面白い

そもそも民藝品というのは美術品ではないので、特に規定もなく、各地域でそれぞれ自由に育っていったもの。なので、1つ1つ形が違ったり色味が違ったり… 自由でゆるくて味わい深いです。店長の瀬川さんも、この魅力に取りつかれ、絶対に生産者の方にお会いして買い付けるのだそう。例えば、この赤坂人形。

03赤坂人形

△ 赤坂飴本舗 野口紘一(福岡県筑後市)

江戸時代中期から久留米藩の専用の釜として有名な赤坂焼がルーツになったそうで、むかーしの陶芸職人さんが余った時間に遊びがてら作り始めたのがきっかけだそう。

この赤坂人形、現在作っているのは「赤坂飴本舗」店主の野口紘一さんただ1人。飴屋さんを経営している方なので、この色とりどりの着色料は全て食用色素で色付けされており、赤ちゃんや子供が舐めたりしても大丈夫だとか。(少し甘いらしい…) 別名「ててっぽっぽ」=不器用な人という意味の赤坂人形。確かに…しりあがり寿の様なヘタ+ゆる〜な雰囲気が愛らしいです。

年に一度しか作らないらしいので、数量限定早い者『買い』ですよ!

しばた的、気になる民藝品TOP3はコレだ!

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しばた たみ
AFRO FUKUOKA ふく編集長

福岡糸島生まれ。カルピスとヤクルトが好きです。カタカナと横文字に弱いです。 へらへら:★★★★☆ 【特徴】どんな感情でも眉毛が下がっており、だいたい目がありません。 http://tamitawi.tumblr.com/

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