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CULTURE INFO.
実際に体験した母との最期の日々から葬儀、そしてその後の生活の日々を母親への溢れる愛情をふんだんに散りばめて描かれた宮川サトシによるエッセイ漫画「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」。13年にWEBサイト「くらげバンチ」にて連載がスタートして以来、SNSなどで大きな反響を呼んだ話題作が、ついに映画化。
主演を務めるのは、硬派な役から個性的な役まで幅広く演じる安田顕。母親の驚くべき愛の深さに気づいていく主人公のサトシを、コミカルかつ心情豊かに熱演。さらに息子思いでパワフルなサトシの母・明子役を倍賞美津子が情感たっぷりに演じる。
監督・脚本は、大森立嗣。
第35回モスクワ国際映画祭審査員特別賞、第56回ブルーリボン賞監督賞を受賞した『さよなら渓谷』(13)をはじめ数多くの秀作を生み出している。国内外で高い評価を得ている大森監督が初めて挑む“家族の実話”。人間の心の闇を描くことに定評のある監督が本作では、人を温かく包み込む慈愛に満ちた作品を作り上げた。
[あらすじ]
頼りないが優しい息子・サトシと明るくてパワフルな母・明子。平凡でユーモラスな宮川一家の日常は、母が突然ガンを宣告されたことによって変化していく。サトシは恋人の真里に励まされながら母のために奔走し、家族は戸惑いながらも支えていく。そして…母と別れて1年後、やっと家族それぞれが新たな人生へのスタートをきった頃、サトシの元に突然、母からプレゼントが届く。それは、想像をはるかに超えた特別な贈り物だった――。
母から息子へ、息子から母へ、すべての思い出がカタチとなり、愛に彩られた感動作。
是非映画館に足を運んでみては?
※詳細に関しては運営元に直接お問い合わせください
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