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日本史上初のマラソンは、江戸時代に開催された!しかも、行きは確かにマラソンだったのに、帰りは“戦”に変わっていた!?
侍の時代が終わりを告げようとしていた1855年の幕末。現在の群馬県安中市にあった安中藩の主・板倉勝明が藩士を鍛えるために日本史上初のマラソンといわれる大会〈安政遠足〉を開催したという史実をもとに、「超高速!参勤交代」の土橋章宏がイマジネーション豊かに書き上げた小説の映画化が実現。
『ラストエンペラー』でアカデミー賞®を受賞し、『十三人の刺客』など日本映画の製作にも携わる名プロデューサー、ジェレミー・トーマスの掛け声のもと、佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、竹中直人、豊川悦司、長谷川博己ら、ずらりと並ぶ名前を見るだけで、期待と興奮が止まらない、今の日本映画界を背負って立つ超豪華キャストが集結。スポーツ、アクション、サスペンス、ヒューマンドラマがふんだんに盛り込まれた、全く新しい幕末エンタテインメントが誕生した。
[あらすじ]
時は江戸時代、幕末。国を守るために鎖国してきた日本は今、アメリカ政府の使者ペリーに開国を迫られて揺れていた。そんな幕府に不満を抱く安中藩主・板倉勝明(長谷川博己)は、藩士を鍛えるために十五里(約58km)の道を走らせる遠足を開催する。優勝者の望みは何でも叶えられると聞き、「姫と結婚したい」「身分を上げたい」「もう一花咲かせたい」など、それぞれの願いを胸にスタートを切った侍たち。だが、その裏では恐るべき陰謀が進められていた。幕府の大老が遠足を“謀反の動き”と見て、勝明暗殺の刺客を放ったのだ。そして、遠足出場者の中にただ一人、この計画に気づいた男がいた。彼の名は唐沢甚内(佐藤健)、幕府の命令で藩をスパイする“忍び”だ。長い潜入生活で、彼にはこの地に愛する妻も子もいた。「幕府か、藩か」―愛と忠誠心に揺れ動くなか、甚内は仲間たちに危機を告げ、共に戦うために走ることを決意する―。
平和ボケした侍たちが、大切なものを守るため“真の侍”へと目覚めていく姿は、もうすぐ新時代が到来する2019年を、希望と不安を抱えて駆け抜ける私たち自身と重なり、胸を熱くせずにはいられない。今、平成の最後を飾る、勇気と絆の物語が幕を開ける!
※詳細に関しては運営元に直接お問い合わせください
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