VOICE 来福した旬な著名人にお話を聞いてきました。
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ファッションモデル
空間・WEB・広告デザインの世界を経て広告プランナーの道へ。現在はBUZZHOOK Inc.にて経営企画・. AND READYのプランニングなどを行う。プライベートではDROPSとしてのんびり作品制作活動中。 instagram.com/namid_aska/
モデルとして一線で活躍しファッショニスタとしても名高いヨンアさんが、クリエイティブディレクターとして立ち上げた新ブランド「COEL(コエル)」。そのDEBUT COLLECTION POP-UP STOREが2018年10月20・21日(土・日)に福岡のCo-work&Share. Hにて開催された。ECサイトでの販売をベースとしながらもお客様とのコミュニケーションも大事にしたいと、2日間のPOP-UP STORE期間中、オープンからラストまで常に笑顔を絶やさず接客し続け、クリエイティブな活動に真摯に取り組むヨンアさんの姿はまさに圧巻。そんな彼女の素敵で洗練されたファッションセンスや世界観に魅了された多くのファンが駆けつけたPOP-UP STOREの様子と、COELへの想いを聞かせて頂いた。
ー福岡でのPOP-UPはいかがですか?
ヨンアさん(以下敬称略) 福岡はECサイトでしかみなさん買えなくて「実際に見てみたい!っていう声がとても多かったので、ぜひポップアップを開催したかったんです。でも、なかなかイメージに合う場所が見つからず苦労しましたが、今回このような素敵な場所が見つかったのはすごくラッキーだったし、多くのお客様の一人一人と丁寧にお話しができて、東京・大阪とはまた違った経験ができてすごく良かったなって思いました。
ー今までのモデルとして自分が着て魅せる側から、提案やプロデュース、トレンドを生み出すディレクターという立場に立つことを決めたきっかけみたいなものはありましたか?
ヨンア 洋服はもともとすごく好きで、いつかブランドを立ち上げたいっていう夢が昔からありました。ただ、自分がちゃんと伝えられるぐらいの時間と気持ちが整った時がいいなっていうのはずっと思ってて。去年、子供の出産にあたって少し仕事をお休みしてシンガポールに住んでいたんですけど、ファッションの世界から離れてみたら、やっぱりファッションが大好きでもっと作り手としても関わりたい!って思いが強くなってきて。今年の初めに帰国してから本格的にブランドを立ち上げる準備をはじめました。
ーヨンアさんにとってCOELはどんな存在ですか?
ヨンア
まさしく子供ですね。なんか子供を産んでみて感じたのは、可愛いけど、すっごい手が掛かるし疲れるし大変なところも沢山あって(笑)
ブランドも一緒で、楽しいこともあるんですけど、やっぱり1から1つずつ全てを決めていくのにはとても時間がかかるし、気に入らなかったらサンプルも作り直したり、スタッフも一緒に一つ一つ手間をかけてやってきたので。だから今はよけいに一つ一つに愛があって可愛いし、すごく大好きなコレクションになりました。
最初は育てるエネルギーが必要だけど、これからもっといろんな事を経て成長していくのが子供とすごく似ているなと感じてますね。
ー出産して子育てして、というタイミングだったからこそ通じるところがあったのでしょうね。
ヨンア そう、すごいそれは感じます。子供を産んでみて、感覚がすごく変わったなと。だから洋服のデザインも昔私が好きだった感覚だと、もうちょっと攻めたデザインになっていたかもしれないけれど、今は生地とかにもこだわるようになったし、動きやすさだとか生活のなかでママでも着やすいものだったりとかをイメージしてて、すごく考えが変わりましたね。
ー子育てとの両立は難しいですか?
ヨンア 体力的には疲れたり大変だけど、両方一緒にやってるからこそ子供にもっと優しくしようって思うし、1日の全部の時間を仕事に使えないので、仕事するときはちゃんと仕事しようって切替えています。これも家族の協力があってのこと。両方できることにすごく感謝してますね。仕事をセーブして暮らしたシンガポールでの3年の間に、ファンの人から自分の存在を忘れられられてるのではないかとか…不安もありましたが今こうやって日本に戻ってきて、今日みたいにすっごい喜んでお洋服を着て下さっている方々を実際に見ると、感謝しかないですね。だからこそもっと可愛くみんなが喜ぶような服を作りたいっ!て思います。
ーなるほど。そういえば、先日インスタで拝見しましたが、お客さまにヨンアさんが直接商品をお届けするCOEL便されてありましたね!
ヨンア
COEL便!やりました(笑)お客様がすごく感動してくださって嬉しかったし、またこういう時間を作りたいと思いました。商品を宅配便で送って終わりじゃなくて、喜びをもっと増やすために何が良いかなってスタッフ達と話していた時に、直接手渡したらどうだろう?みたいな(笑)
ウェブ販売が中心なのでもっとお客様と会う機会を作って行きたいし、商品ももっといろんな所で見られるようにしたいなと。
ーやっぱり、お店を作りたいですか?
ヨンア 作りたいですね!いずれ自分が本当にもっと時間を作れるようになったら!今はできる限りのことをやろうと思っています。
ー今回はPOP-UP STOREという形でしたが、本当に素晴らしい機会でした。今回来られたお客さま皆さん、ヨンアさんの大ファンでとても嬉しそうでしたし、COELのお洋服を上手にコーディネイトされていて素敵だなって思いました。
ヨンア ありがとうございます。嬉しいです!
ー最後に、生まれたてのCOELですが、今後どんな風に育てていきたいですか?
お洒落好きな方とかはきっとみんな感じてると思うんですが、自分が好きな服を明日着ようと思った時の、ドキドキってありますよね。で、朝に服を着た時の感動っていうか1日それでハッピーになるっていう気持ち。そんな気持ちを膨らませたいというか、COELを通じて毎日女性としてハッピーな気持ちになってくれたらいいなと思います。本当にみんなが好きなスタイルを作りたいんです。今っぽさもちゃんと伝えたいし。年齢も幅広く愛されたい。だから生地とかはしっかりしたもので、長く着ていただけるように上質なものを作りたい。どんなTPにも合わせられる、例えばスニーカーにも合うし仕事にも着て行けるような。そんな柔軟にファッションを楽しめるようなブランドに育てていきたいです。
ー今回は、弊社が運営するカフェ・イベントスペース
Saturday . AND READY
とのタイアップも叶いとても光栄です。
鹿児島県産の和紅茶をこんなに沢山淹れたのは初めての経験でしたが、お客さまに喜んで頂けて私達もとても嬉しかったです。
本当にありがとうございました!
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