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1989年熊本市生まれ。 企画・進行管理担当/夢見る少女じゃいられない'16
「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の古谷実の漫画が原作。連載当時、その過激すぎる内容は物議を醸し、問題作とも言われました。果敢にもその実写化に挑んだ「銀の匙 Silver Spoon」などの吉田監督。
吉田監督は「(暴力的で過激なシーンは)ジャニーズが許してくれないんじゃないかと思ったんですが、むしろ全部やってくれたので驚きました!」さらに会場にいるたくさんの森田さんファンに「この中の何人かは森田くんのファンじゃなくなるかもしれません(笑)」と自信作ならではの悩みも。
今回初共演となった森田剛さんと濱田岳さん。初めて一緒の現場になったのは、二人がやり合うシーンだったのだとか。
しかし、役が役なだけに異様な緊張感が漂う撮影現場。少しでもコミュニケーションをとって場を温めよう!と思った濱田さん「森田さんに『こんなに人を傷つけるシーンばかりが続くと気が滅入っちゃいません?』と冗談交えて質問したんです。でも、撮影前で、役が少し入ってたのかな?森田さんに『まあ、そうですね』と少し冷たくあしらわれて…。もう終わったと思いました…。」
さらに吉田監督も「森田くんは残酷な役を演じるだけにしっかりとオーラも作れていて、メイキングのカメラマンが怖くて近づけないほど。望遠レンズで撮影していましたよ!」と森田さんの現場での様子を語りますが…
森田さん「現場ではカメラが回っていないところでも無表情で役作りをしていると思われてたみたいなんですけど、基本”無”でした。」とまさかの回答に一同がずっこけ、大爆笑。さすがのチームワークです!笑
舞台挨拶のあとは先行上映スタート。吉田監督「最後まで見れますか?終ったら半分ほどお客さんいなくなってるかも…」と観客の緊張を煽ります。いやいや…と締めの言葉を森田さん「自信を持って観てください!と言える作品です!!」と。初主演作に対する想いを届け、どうか最後まで観てほしい…!と観客にお願いするのでありました。
その流れで、迫口も先行上映にお邪魔にしたのですが…冒頭は濱田岳さんとムロツヨシさんの掛け合いがただ可笑しくてたまらない!しかし、後半、森田剛さんの演技に震撼し、ガクつく膝を止めるのに必死…ラストは切ないシーンに胸がいっぱい、自然と涙が溢れます。会場も鼻をすする音が凄かった!99分間、感情のジェットコースター!!お見逃しなきよう!!
CINEMA INFORMATION
1989年熊本市生まれ。 企画・進行管理担当/夢見る少女じゃいられない'16
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