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  • 2017.8.8 Tue

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ベストセラー小説の映画化!映画「君の膵臓をたべたい」、今一番フレッシュな俳優、浜辺美波・北村匠海スペシャルインタビュー

TEXT BY 田中 月

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田中 月
編集アシスタント

キラキラネームじゃありません。セーラームーンや夜神ライトが好きとかそういうわけでもありません。歳に似合わず中身が老けていると、年齢詐称を疑われる日々と戦っています。

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衝撃的なタイトルとストーリーのギャップで話題を集め、若い女性層を中心に”泣ける小説”として口コミで広がった住野よるの「君の膵臓をたべたい」が実写映画化。題名からは全く想像できない感動のラストや、主演をつとめたフレッシュな若手俳優、豪華出演陣…など公開前から注目の話題作がついに7/28(金)公開されました。

作品の公開を記念して主演をつとめる浜辺美波さんと北村匠海さんが来福!撮影中の裏話やロケ地となった福岡でのマル秘エピソード、若手俳優の魅力にぐっと迫るそれぞれのマイブームまで?!なかなか聞けない貴重なお話をたっぷり伺ってきました!

-映画「君の膵臓をたべたい」は、なかなか刺激的な作品タイトルですが、この作品への出演が決まった時の率直なお気持ちはいかがでしたか?

浜辺さん(以下敬称略):桜良役のお話をいただいてから小説を読ませていただいたのですが、物語の美しさや感動的な展開に泣いてしまって。それと同時に、本作に携わることができる喜びを実感し、現場でお芝居をするのが楽しみになりました。

-ベストセラー小説の映画化ということで不安などはなかったですか?

浜辺:はじめは嬉しさの方が大きかったのですが、撮影本番が近づくにつれて、不安が大きくなってきました。

-北村さんは、この作品への出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?

北村さん(以下敬称略):僕も、はじめてタイトルを知った時は衝撃を受けたのですが、原作と脚本を両方読ませていただいたときに、タイトルからは想像できなかった物語の美しさにとても魅了されました。だからこそ、本作に出演することに、少なからず責任感やプレッシャーはありながらの、スタートでした。

-浜辺さん演じる「桜良」という少女は、膵臓(すいぞう)の病を患っているにも関わらず、とても明るく天真爛漫な役どころですが、演じる上で難しかったところや意識した点があれば教えてください。

浜辺:「桜良」を意識した中で、特に苦戦したのが、人との距離の近さや動作のスピードです。最初、話すスピードの速さや動作のテンポにとにかく慣れなくて・・・。リハーサルを重ねていたにも関わらず、意識するあまり身体が動かなくなってしまったこともありました。

-話すスピードはどのくらい速かったのですか?

浜辺:普段の自分のテンポに比べて倍くらい速かったです。息を吐き出しながらパワーを使って話すのですが、慣れるまでは苦戦しました。

-次に、北村さん演じる【僕】は他人に興味がなくクールな少年ですが、演じる上でいかがでしたか?

北村:【僕】と普段の自分が似ていたので、演じやすさと役でいる心地よさを強く感じましたね。中学生当時、他人に興味がないわけではなかったのですが僕は人と距離感をあけて生活することが多くて、自分に近い、殻に閉じこもった役が多かったような気がします。なので、その頃を少し思い出して、原点回帰のような気持ちで演じることができました。最近ははじける役が多かったので、久しぶりにこういう静かな役をいただけて新鮮でした。

-普段のご自分とあまりギャップがないのですね。

北村:カメラが回っていないときでも、良い意味で【僕】として存在できるというか。その感覚はすごくありました。

-共演者の方は同世代の方が多かったと思うのですが、撮影中のエピソードやカメラが回ってないところでのエピソードとかありますか?

北村:矢本悠馬くん(ガムくん役)と「ゆとりですがなにか」から「仰げば尊し」、今回の『君の膵臓をたべたい』と、3作品連続で共演しているんです。「仰げば尊し」のときなんかは、撮影以外の場所でもずっと一緒にいたのですが、役として絡む機会があまりなかったので、今回1対1でお芝居をするシーンが多くてすごく楽しかったです。

-劇中の2人の空気感がとても自然で、仲の良さがうかがえるようでした。

北村:とても矢本くんのことが好きなんです。現場で一緒にいてすごく面白かったんですよ。僕より8歳上なんですが、8歳上の方と同い年を演じるというのは、なかなかないじゃないですか。

-というと、高校生役の中では矢本さんが最年長…?

北村:そうですね。桜田通くん(隆弘役)は僕より6歳くらい上なのですが、2人ともずっと同級生のように、同じ目線で接してくれているというか。とてもリラックスして演じることができました。

-一方女子チーム、浜辺さんは撮影中、どう過ごされていました?

浜辺:学校シーンは滋賀県のホテルに何日間か泊まって撮影したのですが、大友花恋ちゃんが私の泊まっている部屋にお手紙をくれたことがあって。ドアの隙間から「遊びにおいでよ」っていう手紙をくれたんです。

-修学旅行を思い出しますね。

浜辺:とても嬉しかったのと、お部屋に遊びに行くことも初めてだったので、ワクワクしました。それがすごく思い出に残っています。

-劇中では図書室のシーンが多くあったり、桜良が【僕】にある本をおすすめするシーンがあったり、“本”が多く登場しますが、お2人とも普段から本をよく読まれるとお聞きしました。浜辺さんは漫画もお好きだそうですが、今お互いに何か本をおすすめするとしたら、どんな作品を紹介したいですか?

浜辺:私が一番好きな漫画なのですが「キングダム」という作品をおすすめしたいです。北村さん、読まれたことありますか?

北村:作品は知っているのですが、まだ読んだことはないです。

浜辺:ぜひ読んでいただきたい作品です。

-おすすめされた理由は何ですか?

浜辺:少年漫画なのでストーリーがすごくかっこ良いですし、戦略や戦術など、そういった部分も面白いんです。今、47巻まで出ているのですが、本好きな方なら一気に読んでいただけると思います。漫画喫茶とかで一気に読んでみてください(笑)。

北村:そうですね(笑)。

-逆に、北村さんはいかがですか?

北村:僕、「NARUTO -ナルト-」世代なんですよ。実はアニメ版「NARUTO -ナルト-」の主題歌をDISH//で担当させていただいたことがあって。

浜辺:「NARUTO -ナルト-」読んだことないんです。

北村:「NARUTO -ナルト-」はぜひおすすめしたいですね。疾風伝になる前のストーリーがすごく面白くておすすめです。

浜辺:今「BORUTO-ボルト-」がテレビで放送されてますよね?

北村:そうなんです。今、「NARUTO -ナルト-」の息子で「BORUTO-ボルト-」という作品が出ています。僕的には、「NARUTO -ナルト-」の子供の頃の話をぜひ読んでいただきたいです。

浜辺:興味あります。

-ありがとうございます。映画の話に戻ります(笑)。今回、劇中に福岡も舞台になっていますが、福岡ではどのくらいの撮影期間だったのですか?

北村:一週間くらいです。福岡はDISH//で何度か来たことがあるんですよ。

浜辺:私は今回の撮影で初めて福岡に来ました。ずっと来てみたかったところなので念願叶って嬉しかったです。あと、ラーメンを初めて食べました。とんこつ自体食べたことがなくて、味の違いなど何も知らないまま食べましたが、とても美味しくて感動しました。役柄的に太れなかったので、5口くらいしか食べられませんでしたが、それだけでも、とても美味しかったです。

-どこのラーメンを食べたんですか?

浜辺:屋台の「花山」さんです。

-おお、名店ですね!北村さんは福岡での撮影はいかがでしたか?

北村:福岡へ旅行で訪れるという場面だったので、本当に旅行に来ている感覚で撮影しました。【僕】が初めて笑うシーンなんです。初めて「楽しかったよ」と桜良に伝えるシーンなので、自分自身も心の底から楽しむことができました。あとはヒルトンホテル福岡シーホークがすごく印象に残っています。

-スイートルームで撮影されたんですよね?

北村:すごかったです。こんなベッドがあるのかと感動しました!とっても柔らかくて身体が沈んでいくんです。

-羨ましい!浜辺さんはラーメン以外で…福岡のロケ地で印象に残っている場所は?

浜辺:私は太宰府天満宮です。小説や漫画でもよく目にする場所だったので、今回来ることができて、個人的には聖地巡礼のような気持ちでとてもテンションがあがりました。

-太宰府には色々食べ歩きできるスポットがありますよね。そこでも何か食べましたか?

浜辺:梅が枝餅を食べました。

北村:梅が枝餅も色々な味があって、味違いを食べました。

浜辺:めっちゃ美味しかったです!

-ずばり!福岡の食べ物で一番好きなものは何ですか?

浜辺:ラーメンですね。今度は1杯全部完食したいです。

北村:僕は、某もつ鍋屋さんにある「焼きさがり」がすごく好きなんです。大好物です。

-お腹が空いてきちゃいますね!では、最後にAFRO FUKUOKAの読者にメッセージをお願いします。

浜辺:「君の膵臓をたべたい」という、一見タイトルは衝撃的ではあるのですが、せつなく美しい物語です。世代に関係なく大切な方と一緒に、ぜひ多くの方に劇場で観ていただけたら嬉しく思います。

北村:この映画は本当に美しくて、生きていることだったり、普段は当たり前で気づかない些細な出来事だったりを、思い返させてくれるような温かい作品です。福岡での撮影シーンもたくさん登場しますし、普段の暮らしと映画の世界観を照らし合わせながら楽しんでいただけたらと思います。聖地巡礼もぜひ!

-ありがとうございました。

劇中の重要なシーンで福岡の名所がたくさん登場し、作品への親近感を抱きながら、観ていただける1本です。また、原作には無い12年後の物語も必見。世代問わず感動できる作品となっています!ぜひ劇場に足を運んでみては。

映画「君の膵臓をたべたい」

高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)。彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく-。 膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、【僕】(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終りを告げる。 桜良の死から12年。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた-。そして、ある事をきっかけに、2人は桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の思いを知る事となる-。

監督:月川 翔
出演:浜辺美波 北村匠海 / 北川景子 小栗 旬

TOHOシネマズ天神・ソラリア館/ ユナイテッド・シネマキャナルシティ13 / T・ジョイ博多 ほか全国にて上映中

©2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 ©住野よる/双葉社
http://kimisui.jp/

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田中 月
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キラキラネームじゃありません。セーラームーンや夜神ライトが好きとかそういうわけでもありません。歳に似合わず中身が老けていると、年齢詐称を疑われる日々と戦っています。

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