VOICE 来福した旬な著名人にお話を聞いてきました。
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演歌歌手
1989年熊本市生まれ。 企画・進行管理担当/夢見る少女じゃいられない'16
演歌歌手・水谷千重子は幼少時に飛び入り出演した『歌まね生一本』でグランドチャンピオンに。番組の審査委員長でもあった二葉曹仁の目に留まり、芸能界入りを果たし、その抜群の歌唱力から”北陸のひばり”と呼ばれる。数々のヒット曲を生み出すも、『NHK紅白歌合戦』からの毎年のオファーは慎んで辞退。「時が来ればお話しします」がときの流行語ともなった。近年では演歌とJ-POPの架け橋になりたいと、「水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭」を開催するなど、その勢いは留まることを知らない。芸歴50年、彼女が生涯かけて尽くし続ける、歌への熱い思いとは?
もっと良く、もっと良く
演歌だけではなく、オリジナル曲やカバー曲「Let it Go」「キューティーハニー」なども収録されています。「若い人にも聴いてもらいたい」という思いから選曲しました。あとはいろんな方とデュエット(堀内孝雄、相川七瀬、山内惠介、川中美幸、田原俊彦)とさせていただいているので、それも何曲か。盛りだくさんで楽しんでもらえるものにしました。
収録曲のひとつ、新曲「明日、キラキラ」はポップな曲調に加え、水谷千重子、中村アン出演のMVも話題に。
そうですね。順調に録り終えることができました。「もっと良く、もっと良く」という思いが常にあるので、何度も録り直した曲もありましたが、とても楽しく終えることができました。
若い方にも、という思いに加えて、千重子自身もポップスが好きなので選曲しました。洋楽とかもよく歌うんです。そしたら千重子が英語とか横文字をはっきり発音するもんだから、聴いてくださる方が笑われるので、「面白いんだ」って気づきました。
急に大きな声を出したりしています。
ええ。幼少期から「最後まで抜かないで、はっきりと歌いなさい」というのをご指導いただきました。それが今では「千重子節」とも言われるようになっています。はっきりとした発音の方が皆さんにも聴きやすいだろうなと、今でも心がけています。
呼吸はいつも、美木良介ちゃんじゃないけど、ロングブレスみたいな。空手でそんなそんな呼吸法があって、鼻から吸って口で吐くというのを常に寝る前にやってます。あと、急に大きな声を出したりしています。「今日も出る」というのをそれで確認しています。
東京・NHKホールでの反響を受けて有難いことに追加公演が決まりました。東京で開催した際に出演してくれたアーティストの方々が「とても楽しかった」と言ってくださったり、お客さまが大変楽しんでくれた様子を見て、もっと全国の人にも知ってほしいと思っていましたので大変嬉しかったです。千重子自身、以前公演した際に、福岡のお客さまは暖かく迎え入れてくださるので、また福岡で公演したいと思っていました。こうして機会をいただけることを嬉しく思います。
ばか言ってる。
まあ、倉たけしはただのばかですから。強引なところもあるけど、千重子のためにいろんなことをやってくれたりする。倉たけしも八公太郎も本当、ばかなことばかり言ってるんだけど、本当はいい奴ですよ。
海の中道が好きです。都会なのにいきなり海があるところとか。ちょっと似てる感覚で、山笠祭りの賑やかな一帯が通り過ぎて、静かになる瞬間とか、ゾクゾクします。
千重子も空き家状態なのでね。でも独身は楽しいですよ。好きなことができるし。最近はやりたいことが明確にある女性や、目標がある女性が増えてきていて、そういう人は仲間といることや仕事をしていることが楽しくて、結婚することを忘れてしまっているんです。でも。それはそれでいい生き方だと思うし、無理やり結婚することはないと思う。そのタイミングが来たら結婚すればいいと思います。(単身の女性が暮らしやすい都市なので)千重子も福岡に住もうかしらと思いました。
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