YUUKI meets有田焼

定番人気っていつかマンネリしちゃうんです。だけど有田焼はそうはじゃない。この不思議、解明したくないですか？半ば強引に祐希さんを口説くことに成功したAFRO編集部。行き先は佐賀県が全国に誇るやきものシティ、有田町。撮影でなんども訪れたことがあるという祐希さんに、ひとあじ違う旅を堪能してもらいたいと張り切るのでありました。

美しさと強さ 女性がもとめる究極美って これかも: 有田町で獲れた陶石を原料に作られた真っ白な磁器。それをキャンバスに、筆の角度を巧に操り描かれた華やかな絵柄。有田焼は、その名を知らない人がいないほど、佐賀県が、いや、日本が誇る伝統工芸品です。光をあてると少し透けてしまうくらい透明性があり、手に取ると軽く、きゃしゃな印象を受けますが、実は陶器よりも堅くできていて、丈夫なんだそう。そのギャップこそが、長く愛され続けるための秘訣なんでしょうね。

品数が多ければ多いほど 目利きの腕がなるというもので: 90年以上続く老舗店のマルシゲ陶器は入った瞬間・・・目が回りそう！360度やきものに囲まれるなんて・・・人生でそうあることでしょうか！高級品が綺麗に陳列されているかと思えば、かごにざっと入ったお買い得品が前を通る人の足を引き止めます。まずは祐希さん、店内をぐるぐると2周半ほど回遊して。よし！と深呼吸をしてから目利きを開始しました。おお、なかなかの目利き策士。
ちなみにマルシゲ陶器のある「有田陶磁の里プラザ」は2018年4月にホテル事業が開始されて名称が変わるらしいですよ。これはまた行かなきゃだね！

枠に定まらない 新しいやきものの愛し方: 「名古屋出身で、屋久島にこの前まで住んでいて、今は有田町にいる作家さんがいる・・・」と気になりすぎる情報をキャッチ。小高い丘の上にあり、陽だまりの心地いいフラワーズの工房兼ショップへ。アトリエ。「2階も見る？」と奥さんに案内されてびっくり！ご夫婦で作成されたアート作品がずらり。芸術鑑賞も好きな祐希さん、刺激を受けたみたい。次は陶山神社近くにある楠へ。やきものを使ったオリジナルアクセサリーが人気のお店です。磁器をアクセサリーに・・・って発想が面白いですよね！長年の伝統技術を重んじながら、常に進化を遂げる有田焼。これも有田焼が支持されるゆえんですね。

BEST ONE

イチオシ

スター彫ライトスタンド [マルシゲ陶器] ¥12,000: ずっと眺めたくなるアロマスタンド。豆電球が入っていて星や丸の形をした光が、壁や机に映ってとても可愛くってずっと見惚れてしまった。チャーミングさを感じつつも有田焼の優しいツヤと大人の落ち着きがあって素敵。「実はこれ、有田焼なんだよね。」ってドヤ顔して言いたくなっちゃうだろうな。キャンドルを入れてゆらゆら揺れる可愛い形の光を楽しむのも良し。上に小さなお皿を置いて、アロマを楽しむのも良し。大人なお洒落を感じさせてくれる一品。