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VOICE

VOICE 来福した旬な著名人にお話を聞いてきました。

  • PEOPLE
  • 2009.3.1 Sun

VOICE TITLE

vol.3 Jesse Harris

シンガーソングライター

INTERVIEW

  • Jesse Harris
    シンガーソングライター
    NY出身。ボブ・ディランの流れを継承した、現在のニューヨークを代表するシンガー・ソングライター。90年代中頃に男女デュオのグループ"ワンス・ブルー"でデビュー。97年のバンド解散後は、マイペースにソロで活動。ノラ・ジョーンズをはじめ、ケニーG、パット・メセニー、畠山美由紀、平井堅など多くのアーティストにカバーされている曲で、2002年度グラミー賞 [Song of The Year]受賞曲「Don't Know Why」の作者としても知られている。また「Don't Know Why」以外の曲でも、キャット・パワー、トリスタン・プリティマン、リズ・ライト、マデリン・ペルー、キアラ・シヴェロ、日本ではBIRDなど、多くの アーティストに愛され、歌われている。また、友人のイーサン・ホークが監督した映画『痛いほど君がすきなのに』(原題:The Hottest State)のサウンド・トラックを担当し、全編に渡りジェシーの曲が使用された。最新作は『ウォッチング・ザ・スカイ』(VIVO-247)2009年1月発売。

TEXT BY

STAFF
AFRO FUKUOKA

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10116

リズムが「Watching The Sky」の基礎だと思ってる。

今回初めての来福ということですが、福岡の街の印象をお聞かせ下さい。

実は到着してからまだ時間がなくてちゃんと見れてないだよ(笑)

忙しそうですもんね。

でも空港の近くにおいしい天ぷら屋さんがあって、そこには行って来たよ。「ひらお」という有名なところらしいね。

福岡は日本のリバプールと呼ばれるほど音楽が盛んな街なので、きっとジェシーさんも気に入ってくれると思います。

本当に?でもリバプールには行った事がないから分からないなぁ(笑)でも今回は今日と明日は福岡にいて、週末にも(畠山)美由紀とのライブで戻ってくるので多分楽しめると思うよ。

PLANKTONのウェブサイト上でも日本食をおいしそうに食べているジェシーさんを多く見ることができますね。

おぉ(笑)!だって日本食が大好きなんだよ。

特に気に入っている日本食はありますか?

う〜ん、何でも好きだな(笑)本当になんでも好きなんだ。

福岡は鶏料理や魚料理がとてもおいしいのでおすすめですよ。

もう我慢できないよ!!(笑)

でも少しだけインタビューにお付き合いいただいてもよろしいですか(笑)?

OK!

今回来日されたのが2年ぶりということですが、その間ご自身のアルバムのレコーディングはもちろん、映画のサントラ制作や、日本のアーティストとのお仕事などすごくお忙しかったのではないですか?

そうだね。レコーディングしたりいろんな国に行ったりとか、本当に忙しかったね。

そんな中作られた最新作の「Watching The Sky」ですが、とてもハードな中作られたにも関わらず、作品はどれもやさしいリズムに溢れているように感じました。

それはとてもうれしいね。リズムが今回のアルバムの基礎だと思ってるので、それを感じてもらえたのはすごくうれしいよ。

特にギターやバンジョーがパーカッションのように楽曲のリズムを膨らましている様に感じましたが?

今まで何度もパーカッションとバンジョーだけのライブをやってきたんだけど、それがとてもうまくいっていたから、今回のアルバムはそこをベースにしようと決めていたんだ。

音楽的にもレゲエミュージックだったり、様々なジャンルの要素を感じますね。

実は「On A Day」にしても、もともとレゲエミュージックを作ろうとしてつくったわけじゃなくて、スタジオでセッションしてたらたまたまレゲエっぽくなったから「じゃあもっとレゲエにするとどうだろう」と思って作り出したんだよ。だからレゲエに関して言うと、最初から何か意図を持ってやってたわけじゃないんだ。

ジェシーさんのボーカルまでボブ・マーリーのように聞こえましたよ。

だよね!ボーカルにディレイを入れたのできっとそう聞こえたんだろうね。

一番印象に残ってるのはSmokeyRobinsonがカバーしてくれた「Don’t Know Why?」かな。

これまでノラ・ジョーンズさんをはじめ多くのアーティストに楽曲を提供されていますが、楽曲を制作される際に一番大切にされているものはありますか?

やっぱりリズムというのが自分にとっても一番大切なものだと思っていて、リズムがちょっとでも正しく演奏されないと、曲全体の感じを大きく変えてしまうんだ。だからリズムというのは僕にとって曲を書く上で何よりも大切にしてることなんだ。

そういった意味でも最近はギターよりもバンジョーのイメージの方が強いと思いますが、やはりそれもリズムを意識してのことなんですよね?

確かにその通りだね。バンジョーは曲のリズムをコントロールする意味ではとても存在感のある楽器で、しかも音の隙間にもいろんな音色を付け加える事ができるのでとても気に入ってるんだよ。

先日東京上野で行われた野外フェスでも「Don’t Know Why」をバンジョーでやられたとか。

そう!最近は特に多くやってるんだよ。今週末の福岡のライブでもやるつもりなんだ。

上野の野外フェスについて、満開の桜の中でライブを行われたとのことですがいかがでしたか?

それはそれはビューティフルでマジカルだったよ!本当に美しかったんだよ!

今回福岡では畠山美由紀さんとご一緒されますが、畠山さんの印象についてお聞かせ下さい。

美由紀の最初の印象はジャズシンガーのショーン・トゥースに感じが似てると思ったんだ。その後一緒にアルバムも作ったし、この間もブルーノートで一緒にライブもやったんだけど、彼女と一緒に音楽に接するのはとても楽しいね。彼女はパフォーマーとしても素晴らしいんだよ。

畠山さんが歌われてる横でジェシーさんがギターを弾いている姿はとても絵になりますよね。

うん、そうだよね。僕にとっても、美由紀と一緒に音楽をやっている時間はすごく楽しいんだよね。

その畠山さんをはじめ、これまで数多くのアーティストにジェシーさんの楽曲をカバーされていると思うのですが、中でも印象に残っているカバーはありますか?

「Hottest State」というサウンドトラックでは、いろんなアーティストにカバーしてもらったんだけど、あれは全て好きだな。日本で言えば、美由紀の「幻」という曲かな。あれは僕が書いた「Glass Tears」という曲を原曲にして、歌詞を日本語に変えて歌ってるんだけど、それも大好きなんだ。最近で一番印象に残ってるのはSmokeyRobinsonがカバーしてくれた「Don’t Know Why?」かな。

ジェシーさんの公式サイトで動画を公開されているものですよね?すごく渋くて骨太な「Don’t Know Why」になってましたね。

そうそう!ソウルフルなんだ。

キセルがライブをするのが楽しみで、毎晩欠かさず見て楽しんでるんだ。

上野の野外フェスではサニーデイサービスさんやキセルなど、日本のアーティストにも多く触れたと思いますが、日本の音楽の印象を聞かせて下さい。

本当に素晴らしいよ!キセルとサニーデイサービスはもちろん見てたけど、特にキセルは今回のツアーでも一緒に廻ってくれてて、僕らの前にキセルがライブをするのが楽しみで、僕もバンドメンバーもいつも彼らのライブを毎晩欠かさず見て楽しんでるんだ。 とても影響を受けてるよ。

ジェシーさんご自身も日本のアーティストからもリスペクトされたり、多くの影響を与えていると思いますが、今後どのようビジョンをお持ちですか?

今のままかな(笑)今やっていることがこのままずっと将来もできればそれでいいと思ってるよ。目標があるとすれば、今よりももっとたくさん音楽に触れたいってことかな。

では福岡にもっと来てくれると嬉しいですね(笑)

Me too!

それでは最後に、福岡のジェシーファンにメッセージを下さい。

まずは僕の最新アルバムを是非聴いてもらって、楽しんでもらって、気に入ってくれたらいいな。僕は今回初めて福岡に来ることができて本当によかった。また絶対にカムバックするよ。楽しみにしててね。

INFORMATION

『Watching The Sky』
01. On A Day / 02. Watching The Sky / 03. What You Wanted / 04. While We Slept / 05. Fool's Paradise / 06. The Fool / 07. It Will Stay With Us / 08. Light As A Feather / 09. I Think You're Hiding Something / 10. Had A Feeling / 11. Don't Wait For Me / 12. How Can I Go? / 13. Looking Back / 14. Everybody Knows / 15. Gimmer / 〈日本盤ボーナス・トラック〉16. In Two Places / 17. We Were Only Having Fun ゲスト:ノラ・ジョーンズ(コーラス[7])

INTERVIEW

  • Jesse Harris
    シンガーソングライター
    NY出身。ボブ・ディランの流れを継承した、現在のニューヨークを代表するシンガー・ソングライター。90年代中頃に男女デュオのグループ"ワンス・ブルー"でデビュー。97年のバンド解散後は、マイペースにソロで活動。ノラ・ジョーンズをはじめ、ケニーG、パット・メセニー、畠山美由紀、平井堅など多くのアーティストにカバーされている曲で、2002年度グラミー賞 [Song of The Year]受賞曲「Don't Know Why」の作者としても知られている。また「Don't Know Why」以外の曲でも、キャット・パワー、トリスタン・プリティマン、リズ・ライト、マデリン・ペルー、キアラ・シヴェロ、日本ではBIRDなど、多くの アーティストに愛され、歌われている。また、友人のイーサン・ホークが監督した映画『痛いほど君がすきなのに』(原題:The Hottest State)のサウンド・トラックを担当し、全編に渡りジェシーの曲が使用された。最新作は『ウォッチング・ザ・スカイ』(VIVO-247)2009年1月発売。

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