福岡の今をあれこれ更新
香蘭ファッションデザイン専門学校卒業後、インポートセレクトショップ・広告デザイン会社のマーチャンダイザーを経て、現在は編集を中心にスタイリングまで行う。ファッションをより身近なものにしたいと願う良いお年ごろ。
そしてもうひとつ、期間限定ショップで必見なのがmonohanako(中里花子)のうつわ。常設展示だと、佐賀県唐津市にある中里隆さん、中里太亀さんの「隆太窯」や同じく唐津の「洋々閣」などでしか見られないもの。唐津市には、中里花子さんの窯もありますが、日本とアメリカを行き来されている方ですし、一定の数を見れるのは珍しいことです。
端正な姿が印象的な中里花子さんのコレクションですが、今回は座親さんの女性視点によるセレクトでいつもより柔和な雰囲気のものが取り揃うようです。
以前、中里花子さんの作陶エピソードとして、”土の重さも量らなければ、寸法も取らない。すべては手にとったときの感覚で決めている”という記事を拝見して、とても興味深い話だなと思ったことがあります。中里花子さんはフォルムがとても好きで、自分の動きがダイレクトに土に響き返ってくる、その反動を楽しみながら作っているのだそうです。もちろん唐津焼がルーツの方なのですが、独特な感性による作品はきっとこれまでにない新しい発見を与えてくれるはず。
PROFILE / 中里花子
佐賀県唐津市出身。父であり陶芸家の中里隆の影響もあり、幼いころから陶器に触れて育つ。16歳でアメリカへ留学。海外へ出たことで、改めて日本特有の文化として陶芸に目覚め、父から本格的に学ぶ。2007年、唐津に工房「monohanako」を構える。現在はアメリカのメイン州にも拠点があり、半年ずつ日本とアメリカを行き来し作品づくりを続けている。
http://www.monohanako.com/
開催まであと2週間もあるけど、あ〜楽しみ!みなさんも、ぜひ。
香蘭ファッションデザイン専門学校卒業後、インポートセレクトショップ・広告デザイン会社のマーチャンダイザーを経て、現在は編集を中心にスタイリングまで行う。ファッションをより身近なものにしたいと願う良いお年ごろ。
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