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AFRO FUKUOKAの発行人にして、返り咲きの編集長。でしゃばり市民ランナー「西戸崎のぼる」の中の人としても知られています。
小一時間も走ってますと、「飽き症」のわたくしとしては少なからずダレが襲ってくるものです。できれば「あ、もう終わっちゃった。」くらいのテンションでゴールを迎えたいもの。そのために必須なのはそう、「好きなことをしていれば人は集まってくるもの、無理に友だちを作ることはない。」「芸は最終的には催眠術である」というしびれる数々の名言でおなじみの人間国宝・桂米朝師匠の落語でございます。人間国宝の放つ落語はそれはそれはノービジュアルで全然楽しめるわけでして、ランのお供にはぴったり。残念ながら今年3月にお亡くなりになってしまいましたが、「ボインやでぇ」でおなじみ月亭可朝師匠や桂ざこば師匠など、錚々たるお弟子さんを排出しており、孫弟子、ひ孫弟子にいたるまで、その血脈は黄金のコンテンツとして未来永劫私のランを彩ってくれることでしょう。
さて、そんな米朝師匠の落語をアクティブな状況でもハイクオリティで聴きたい、米朝師匠の息遣いや観客の空気までしっかりと聴きたい、そう願う私のために、そんなわたくしのために開発されたと言っても過言ではないイヤホンがこちら『yurbuds INSPIRE』でございます。
ラン中のイヤホンに求められることといえば、まず第一に「米朝師匠の息遣いへのセンシティブな対応」、そしてその次に「米朝師匠の落語を堪能する観客たちの空気感の再現」であることは皆さんもおそらく異論のでるところではないでしょう、しかし隠れた需要として、「耳から簡単にはずれないこと」「着用感」「外部の音を遮断しすぎないこと」もおそらくはあげられるのではないでしょうか。そう、このyurbudsはそんな隠れた需要に対して最大限に応えるために、アスリートたちが自分たちの理想を叶えるために開発したイヤホンなのであります。
もはや米朝師匠ファンの皆様であればご覧いただいてすぐにピンときたと思われますが、耳へインするこのゴツゴツ部、これがあなたの耳につきささったら最後、結構な力でひっぱったとことではずれるものではございません。ラン中にいくらアクティブなフォームで自らを叱咤したとしても、米朝師匠の落語中に、ましてやさげでイヤホンがはずれるという恐怖に怯える必要もございません。それに街のなかをはしるランでは他のイヤホンと違い、外部の音(クラクションなど)が聞こえないという機能が逆にタブーとなりますが、yurbudsは恐ろしい密着感ではずれにくいはずであるのに外部音への対応もしているというまさに人間国宝にふさわしいジェントル仕様なのでございます。うっとり。
みなさんいかがでしたか本日ご紹介したわたくしのおすすめ三種の神器。まだまだ米朝師匠について語り足りないのでそれはまた別の機会にするとして、それではみなさんよいランを!お時間です、ごきげんよう。(Have a good run!)
AFRO FUKUOKAの発行人にして、返り咲きの編集長。でしゃばり市民ランナー「西戸崎のぼる」の中の人としても知られています。
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