福岡の今をあれこれ更新
瓶ビールならサッポロ、ワインなら白、つまみなら鳥刺し派です。音楽なら、古いほうがいいですね。 あ、今日ですか?空いてますよ、今夜なら。
上記、レザー製品への個人的なイメージです。しっとりと手に馴染む上質感、使い込むとピチピチのハンサム男子がロマンスグレーのダンディー紳士になるように、時とともに風合いとツヤが増すレザー、かっちょいいですよね〜。
お給料の良いビジネスマンの方がお休みの日なんかに、昇給のお祝いやボーナス時期に“男の仕事道具”を揃えにいく。「格式高さとダンディズム、それこそがレザー」、なんちゃって。
「レザーは高い、買えない、お店にも行かない」という固定概念にピタリ派で、コットンバックをいつものように右腕にかけ、高級そうなバッグ屋さんを横目にチャリンコはギア2で駆け抜けていくという習慣の持ち主でした。
それはそうと、やっぱりレザーって高いイメージがあって、取り扱うお店にも安易に立ち寄ったりする機会はなかなかないんじゃないでしょうか。でもお手頃なお値段から始められるレザーがあったら?うれしくて、ちょっと見てみたくないですか?
そのお店というのは「PORCO ROSSO(ポルコロッソ)」さんというお店で、世代を超えて使い続けられる革バッグや小物を製造・販売、約200アイテムをそろえるという福岡発のレザー製品の専門店。買った後のメンテナンスも行える、長年のお付き合いが叶うお店です。
前置きが長くなるのもあれなんで、ポルコロッソさんのことはまたのちほどしっかりご案内するとして、そのワークショップとやら、早速ご紹介しちゃいます。
キーカバー、コードホルダー、イニシャルチャームの3種類の革小物がなんと¥1,500で作れるんです。これ、「お客様にレザー製品や職人の技に触れてほしい」というポルコロッソさんの心意気のお値段。
今回はその中でも、キーカバーとコードホルダーを2つ作らせてもらいました。しかし、ちゃんとしたお裁縫は中学校の家庭科の授業で作った手提げバック以来…大丈夫かしら…
まずは好きな色を選ぶところから。ポルコロッソさんでは、ビジネスにもカジュアルシーンにも◎な、革の風合いを十分に活かした4色を基本に製品展開していて、ワークショップでも同じくその4色からお好みの色のレザーをチョイス。糸色はワークショップ限定でカスタマイズすることができます。
①折りたたんで、専用の工具で穴を開けます
②選んだ糸は蝋引きで強度をつけて
③「クラフター」(=職人)さんのおっしゃる通り両脇を2度づつ糸を通してみてチョキっと切ります
③切った糸を火でほんのすこしあぶると、糸が止まります。これで糸がほつれるのを防ぐというわけなんですね
④コバというレザーの切れ目に専用ののりをつけてこすっていきます。みるみるうちに角にツヤが出現しました!
…できた!すごく簡単…!!これ、ワークショップ当日は時間の許す限り最大4つ(4色×1つ)まで作ってもいいそうです。そこまでやっていいんですか…?気前の良さがすごい…
瓶ビールならサッポロ、ワインなら白、つまみなら鳥刺し派です。音楽なら、古いほうがいいですね。 あ、今日ですか?空いてますよ、今夜なら。
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