福岡の今をあれこれ更新
瓶ビールならサッポロ、ワインなら白、つまみなら鳥刺し派です。音楽なら、古いほうがいいですね。 あ、今日ですか?空いてますよ、今夜なら。
こちらも4色から選べます。同じ色でも面によって風合いがちがいますね、無骨でかっこいい面や、繊細でなめらかな面。…奥深し。
レザーは「ポルコロッソレザー」という市場には同じものがまたとないブランドオリジナルのレザーを使っているんだそうです。一枚の牛革のしっかりとした厚みで強度は抜群、レザーの名産地である栃木にて天然の植物エキスでなめした優良な素材。
染料が染み入ったレザーは、使い込むと色がはげることなくその味をどんどん増していくそうな。
①さきほどのキーカバーと同じく、専用ののりをつけてコバをこすります
②コードをはさみ込むパチっと止めるタイプの金具(バネホック)を、受け側と入れ側の2種類を専用の工具を使って打ち込みます
…もうできた!これもすごく簡単!!いや、これは己の不器用さに自信のある方でも無理なくできそうですよ。
ワークショップが行われるポルコロッソさんの店内では、職人さんたちが実際に製品をつくる姿がしっかり見える空間でモノづくりの熱意を感じながら、職人さんと直接お話しして、商品を見ることもできます。とっておきのアイテム探しには、とってもおすすめの場所です。
お手頃な商品だとタッセルチャームは¥1,000程度からと、“レザー入門”を気兼ねなくできてしまうのも魅力のお店。まぁ“ポルコロッソさんはいいもんお手頃に売ってるよ”っていうことを伝えたいのではないんですが。
ポルコロッソさんでは、クラフトにクリエーターの感性を持ち合わせた職人「クラフター」を自社で育成、その製品のクオリティは厳格に保たれているんだそう。クラフターさんは女性が8割にも上り、女性の繊細な感性が活きた“女性がもってほしいカバン”を実はモットーにして作っているんですって。「上質でステキなカバン」と女性に噂されたい男性のみなさん、ちょっと行ってみたくなったでしょ。
そんなモノづくりの現場で行われるワークショップは、オリジナルアイテムづくりを楽しめるのももちろん、クラフターさんの“お手間”が垣間見え、モノに対する価値を考えさせられる場でもあります。
私たちの「高い、安い」って、いったいいつもどこで判断していたでしょうか。お金を払う時、払うものが一体これからどれだけ自分と過ごしてくれるか、そういえばあまり考えたことありませんでした。
とはいえしっかりと丁寧に作り込まれた製品は当然にお値段はするもの。でもいいモノ使ってみるって、たまには良いかもしれないです。ただでさえ、何でも簡単に手に入っては使い捨てのように消費しがちなこのご時世。だれかの思い出やあたたかみの詰まったモノの存在、受け継いでくということ、大切にしたいものですね。「20年後、息子に譲るモノ」づくり、ポルコロッソさんも大切にしてるんだそうです。
こういうの、“ロングライフデザイン”っていうんでしたっけ?あまり難しいことは、苦手なタチですが「母ちゃんのバッグ全然使えるじゃん、ちょっと借りてくから」と、思春期になり古着に目覚め出した娘に言われてみたいです。あ、まだ未婚です。
「長くお付き合い」、様々な面で課題です。
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瓶ビールならサッポロ、ワインなら白、つまみなら鳥刺し派です。音楽なら、古いほうがいいですね。 あ、今日ですか?空いてますよ、今夜なら。
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