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  • 2016.4.18 Mon

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《福岡マラソンエントリー開始記念》西戸崎のぼるの “マラソン道場破りin関西” 完結編

TEXT BY 波田龍司 a.k.a 西戸崎のぼる

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波田龍司 a.k.a 西戸崎のぼる
AFRO FUKUOKA 発行責任者 / 西戸崎のぼる

AFRO FUKUOKAの発行人にして、返り咲きの編集長。でしゃばり市民ランナー「西戸崎のぼる」の中の人としても知られています。

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さて、まずはこちらをごらんください。これが今回参加した淀川寛平マラソンのコース全容です。

course_map

引用:淀川寛平マラソン2016 公式ウェブサイト

淀川沿いを北に5kmほど走ったところで最初の折り返し、そして25km地点までまっすぐ南下します。
折り返したらスタート地点までもどってフィニュッシュ。なんともシンプルなコース。しかも折り返しが2回あるからなんとなくマインド的にも楽そう。

…なんて思ってた自分バカ。バカバカバカ。

トラップ1:マイペースとかマジないんでよろしく地獄

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スタートの様子。この直後、コースはぐちゃぐちゃのあぜ道へ突入する。。

スタート前には雲間からいくぶん陽が射すようになったとはいえ、足元は依然としてベチャベチャ。特にスタート直後は舗装された「ランニングコース」というよりは、道幅も狭く、「遊歩道」といったほうがいいくらいの難易度高めのコース。

ノロノロと横一線で走ることになり、そのうえ2kmくらい走ったところで そうそうに折り返してきたトップ集団が道幅を奪ってしまう。。 スタート直後はマイペースより少しゆっくりで!という小出監督直伝(by本)の ロジックも忘れ、刻一刻と過ぎていく時間に焦りを隠せないのぼる。

noboru[のぼる]
サブ4の称号をもらいに来たんだから!

道端の雑草に足をとられつつ、忍者のように隊列を縫うように進んで前を急ぐのぼる。 そのかいあってか、最初の折り返しを超えたあたりから少しづつ 隊列がのびはじめ、次第に前へ進めるようになってきました。

さてここからがのぼるの見せ所!と、 遅れてしまった予定を取り戻すために猛然とダッシュするのぼる。 後ほど、この猛ダッシュがのぼるを苦しめるとは知らずに。。

トラップ情報①

スタート号砲とともにスタートすることはほぼありません。きっと福岡マラソンも。号砲がなってしばらくはノロノロラン。もちろんスタートラインを切ってからのタイム計測なのでそこは安心してください。ただ、「スタートから5kmはこのタイムで」とかはほぼ予定どおりにいかないと見て良いと思います。むちゃくちゃ遅めのペースになる可能性もあると心得ておくべきでしょう。

トラップ2:何かしらのものすごい力で押し返される地獄

前方がえらくぬけ、道も泥道から舗装されたアスファルトとなり、さてここからが力の見せ所。と、これまで蓄えていた走力を一気に爆発させるのぼる。ぐいぐいとペースをあげていきます。

おかげさまでハーフ(21km)通過時点でのタイムは1時間58分そこそこ。

noboru[のぼる]
あ、これサブ4いくわ。

と、最初手こずったわりには取り戻した感が大きな充足感となって身体中を駆け巡ります。

ただ、ただ何かしらのものすごい力で押し返されてるような、そんな違和感というかなんというか、負の力を強く感じていたのも確かです。
その負の力。それはあれでした。

今回のマラソン最大にして最長の敵が早々に襲いかかってくる!のぼるまさかの!

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波田龍司 a.k.a 西戸崎のぼる
AFRO FUKUOKA 発行責任者 / 西戸崎のぼる

AFRO FUKUOKAの発行人にして、返り咲きの編集長。でしゃばり市民ランナー「西戸崎のぼる」の中の人としても知られています。

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