福岡の今をあれこれ更新
AFRO FUKUOKAの発行人にして、返り咲きの編集長。でしゃばり市民ランナー「西戸崎のぼる」の中の人としても知られています。
ちなみに今回のプロジェクト、さすがに56kmもの行程中に何が起きるか未知の世界ということで、 今回はAFROが誇る「チームほぼ南浦和」こと痛風金井先輩と虚弱渕上氏がわざわざ埼玉県は南浦和から駆けつけてくれ、ずっと車で帯同してくれることに。
そして夜もまだ明けきらない早朝6時、あまり騒いじゃうと近所迷惑ということであまりにもあっさりと、 なんなら本人たちですら「あれ?はじまった?」みたいなふわっとしたスタートを切ったのであります。
スタートしてからすぐ、これまでに味わったことのない変な感覚に襲われます。
体がやけに重くて息があがるのです。
それもそのはず、西戸崎はこれまでほとんどのランを夜9時頃に行ってきたこともり、
早朝に、しかも起きてまだ15分も経っていない中でのランに、体じゅうの臓器が反乱を起こしたのです。
西戸崎のデススターに向かって一斉に襲いかかる反乱軍と化した臓器の数々。
正直スタート直後の5分で「ギブ」が頭を簡単によぎりました。
とはいえさすがに開始5分でギブしましたではブログにもなりません。それに、
祈願ランの怖いところは決してギブするわけにはいかんところです。
さすがに祈願せずに何かあったらたまったもんじゃない。走り出した以上は絶対に完走しなければいけないわけです。
あんなにさっくりとスタートしたのに。バカ。
しかしだんだんと反乱軍の攻撃も次第におさまり、徐々にいつものランに近づいてくるともうこちらのものです。
大濠を超え、西新のプラリバ横を通過する頃には逆に体が軽くなってきます。
そしてあっという間に最初の休憩ポイント5km地点の藤崎へ。
そこには「これあれだ、昼前には終わるわ。」
みたいな暴言を偉そうに痛風先輩に言ってしまうマラソンの怖さを知らない35歳がいるのでした。
AFRO FUKUOKAの発行人にして、返り咲きの編集長。でしゃばり市民ランナー「西戸崎のぼる」の中の人としても知られています。
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