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  • 2015.12.25 Fri

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西戸崎のぼるの”AFRO副編集長へ届け!”糸島祈願マラソン完走スペシャル

TEXT BY 波田龍司 a.k.a 西戸崎のぼる

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波田龍司 a.k.a 西戸崎のぼる
AFRO FUKUOKA 発行責任者 / 西戸崎のぼる

AFRO FUKUOKAの発行人にして、返り咲きの編集長。でしゃばり市民ランナー「西戸崎のぼる」の中の人としても知られています。

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42km〜ゴール

少しでも街に入れば気分転換もできるし、それまで山だ海だという状況よりも精神的に楽かもねなんて言ってた自分でてこい。42km走ったという中途半端な達成感がものすごく邪魔をしてどうにも体が走ろうとしてくれません。。
気づけば5~6kmは歩いたでしょうか。しかも今宿からの高速の下、今まで知らなかったけどすっごい登り降りが激しいし高低差がはんぱないのです。
ただひたすら坂道をのぼり、ただひたすら坂道を下る。糸島と一緒やないかい。ということで福重の「しばらく」あたりまで続いた高低差地獄で完全に心がぽっきり折れてしまったようです。

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15時から博多駅前で打ち合わせ

完全に今回の祈願ランをなめていた証拠に、わたくし実はその日の15時から博多駅前の某ショールームにて打ち合わせの予定をいれてしまっておりました。バカです。福重の時点で13時を超えています。さすがにビショビショのまま間に合いましたというわけにもいきませんので、遅くとも14時15分にはゴールし、速攻でシャワーを浴びて打ち合わせに向かわなければなりません。

残り7km、リミット60分

いつもなら10kmを45分~50分で走るはずですが、どうにもこうにも足が言うことを聞きません。
途中、野球少年の自転車の群れに四方を囲まれてしまい、因果なことに歩道をぺちゃくちゃ話しながら走る自転車の群れと、 50km近く走った35歳のスピードがシンクして、福重から原までの結構な長い間野球少年たちに守られるようにして走ることになったのはとてもいい思い出です。
というか、彼らのおかげで止まることなく走れたと言っても過言ではございません。少年たちに負けるわけにはいかないというおっさんのプライドがそこには確かにあったのでしょう。少年よ、大志をいだけ。

別府、六本松そして桜坂

もうお気づきの方もいらっしゃるでしょう。そうです、もうここらへんになると写真すらありません。呼吸すら面倒くさいのです。しかし走らなければさすがに打ち合わせに間に合わない。とはいえ走れない。間に合わない。走れない。
糸島とうってかわって、狭い歩道に行き交う人の群れをジグザグに避けながら走行しなければならないことにストレスフル。無意識に別府の地下鉄入り口階段を下ろうとしていたことにハッと気付いた時、あの時はさすがに自分の意識のなさにビビりました(まじです)。

感動のゴール

高低差がさほどないとはいえ、50km以上走った体に城南線の高低差はかなり響きます。
いつもの走り慣れた道なのに、まるで初めて走る道のよう。そして一歩一歩近づくゴール。すでに時刻は14時を過ぎ、打ち合わせには遅刻する模様。たった四半日前のことなのに、スタートからこれまでが走馬灯のように頭をめぐります。
そしてゴールです…

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ちらっと過ぎて分かりづらいですが、ゴールテープを用意してくれたのは副編集長と元編集長のAFRO夫婦!嬉しいなぁ。

エピローグ:最高のメリークリスマス

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波田龍司 a.k.a 西戸崎のぼる
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AFRO FUKUOKAの発行人にして、返り咲きの編集長。でしゃばり市民ランナー「西戸崎のぼる」の中の人としても知られています。

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