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AFRO FUKUOKAの発行人にして、返り咲きの編集長。でしゃばり市民ランナー「西戸崎のぼる」の中の人としても知られています。
桜井神社、鳥居から結構ある。
鳥居を抜けても結構な坂道。その先には何やらもう一つ鳥居が現れます。
しかも丁寧にそばには「御鳥居」とのこと。なるほど、その先に御本殿があるのですなと、
25kmを走っていきた体には結構なムチとなる急な登り階段を前にしてもここまで来たら若干強気な35歳。
急な階段地獄を抜けると次はこれ。
とはいえ前に進むしか道はないのでぐんぐん進むと、本当にここが氏神様か?と若干しばたみをうたがいたくなるような祠のみ。そして行き止まり。そもそもお守りとかも売ってない。25km走ってきてこの感じかと、勝手に不満タラタラ言いながらもまぁ仕方ないかとお守り買わない代わりにとなけなしの1000円で祈願することに。
「いや、それやめましょうか。なんか違う気がするんすよね。なんとなく。勘ですけど。」と、まったくもって信頼性も根拠もないドクターストップではあるものの、現金を前にした彼の洞察力の前に言葉を失い、ただただ従い、やむなく”本当の”本殿を探すことに。25kmも走ってきて糸島の山奥で「本当の本殿を探す」というミッションがはじまりました。
そして見つかりました。すぐに。割と、というか結構すぐに。
先ほどの「御鳥居」表札のまさに真正面、入り口から進んでくると死角となっていたものの、すんごいわかりやすい本殿ありました。
無駄に急な階段とか雨で滑りやすさMAXの石畳を走った意味はこれっぽっちもございませんでした。
もちろん安産お守りもゲットします。
神主さんに「薬院から走ってきたんですよ。」と言ってみると、
ただ笑顔で「そうですか、お疲れ様でした。」と、
絶対に(あ、めんど臭いやつきたわー。嘘つけや。)みたいになってるとセンサーが反応したので「神様に誠意を伝えるために本気で走ってきましたよ。」とくいさがるものの、「そうですか、お疲れ様でした。」と引き続き粗めの塩対応。
とはいえ神主さんともしっかりコミュニケーションができ、桜井神社の神様にはしっかりと印象を残せることができたのではと、まずは目的を果たしてひと安心。
後日談:ちなみにのちほどわかったのですが、最初に行った何もない祠、「櫻井大神宮」といって、かの天照大御神をおまつりする立派な大神宮だそうです。やっぱり虚弱渕上あてにならんなー。
櫻井神社ウェブサイト
http://sakuraijinja.com/
AFRO FUKUOKAの発行人にして、返り咲きの編集長。でしゃばり市民ランナー「西戸崎のぼる」の中の人としても知られています。
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